「きっと芽が出る人」そして「なぜ儲からないか」
●「きっと芽が出る人」の法則 江口克彦 著 PHP研究所 1,470円 松下幸之助さんの経営姿勢を中心に本田宗一郎、土光敏光、この3人の生き方やり方を解説しながら「きっと芽が出る人」とはどういう条件が必要なのか?教えてくれます。本自体は大きな文字で本のサイズ一回り大きくて読みやすい。素敵なイラストや写真が章ごとに入ってい気持ちよく読めます。要するにビジネスでも生活でも共通する人間としての生き方の40の法則が上げられています。私が特に感銘を受けた項は以下16項目です。・やり続け、辛抱すること・自分が原因と思うこと・天分を発揮し続けること・平凡なことを積み重ねること・行き詰らない考え方をすること・熱意があること・心底好きになること・明るさを保つこと・清廉潔白なこと・汗の中から知恵を出すこと・愛嬌のあること・世間と共に歩むこと・カンが働くこと・なぜを説明できること・体全体を使うこと・公の心を持っていること明るく素直にマジメにコツコツとやるしかない。基本中の基本。そう言っています。その実例が松下、本田、土光さんだったわけです。稲盛さんも少し出てきます。●小さな会社の大きな勘違い 「なぜ儲からないか」 木子 吉永 著 あさ出版 1,325円木子さんは東亜食品工業の現役社長で経営コンサルで、書籍も数点あります。その視点はなかなかユニークで、役にたちます。実践的なアドバイスは、もう文句なしに体験からくる説得力があります。小さな会社の大きな勘違いといううたい文句のこの本、常識とはチョット違ったポイントがいくつもあります。第一章 社長は自分の「性格」に合った経営を行おう第三章 「売り」に弱い会社はやっぱり伸びない第四章 小さな会社の社長がやるべきこと、やってはいけないことなど、読み応えがあります。5章の中の「粗利益を基本に経営改善をせよ!」などもいい。殆ど現場で実践できる本音で語られた内容です。小さな会社社長業への愛があふれています。○今週もガンバ!アツイ1週間であるぞ!きっとよくなる。 きっとゆたかになる。きっとしあわせになる。 きっとありがたい。 やってやれないことはない、やらずに出来るはずがない。○少し前から動いていた著者の書籍の話がグラッと動き始めた。 こんな時って一番楽しい。うまくいきますように! 他は、今日は調べもの。