テーマ:DVD映画鑑賞(14195)
カテゴリ:サブカルチャー
2004年度公開作品。(アメリカ)
ギリシャ連合のスパルタとその宿敵トロイの間に無血同盟が結ばれた夜。 トロイの王子パリスはスパルタの王妃ヘレンを自国へ奪い去ってしまう。 トロイ侵攻の口実を得たギリシャ王アガメムノンは、 屈辱に燃えるスパルタ王メネラオスとともに進軍を開始する。 トロイ攻略の鍵を握るのは、女神の息子と謳われるギリシャ最強の戦士アキレス。 一方トロイでは、パリスの兄で太陽の子ヘクトルが決戦に備えていた。 ギリシャ神話の"トロイア戦争"が題材のお話。 でもこの作品は神話的な要素を極力排除して 生身の人間同士の欲望のぶつかり合い?が 前面に出ておりました。 まぁこ~ゆのもアリかと。 神々がアレコレ介入してきて シッチャカメッチャカにするとまとまりつかないし。 (↑ギリシャ神話の神々に対して偏見持ちすぎ?) ヘクトルが 「神々は民を守ってはくれない」 と超現実的なセリフを言っていましたが 私もそう思うよ。 彼は最期までよくガンバッタ。 ・・・っていうか。 デキの悪い弟を持つと ホント苦労するやね。 この映画 アキレス役にブラピ パリス王子役にオーランド・ブルームが出てるんだけど なんちゅーか このパリス王子が とんでもない ヘタレ野郎なのだ。 このアホのせいで トロイはギリシャに攻め込まれる口実を与えてしまって トロイの民は大迷惑じゃんっ。 挙句の果てには タイマンで勝負すると自分で提案しておきながら いざ負けそうになると恥も外聞もなく 兄ちゃんに助けを求める情けなさ・・・ 私が兄ちゃん(ヘクトル)なら 間違いなく見捨てるゾ。(←非情女) でもこんなヘタレ王子でも 最後にはまともな発言をした。 それは ギリシャ軍が残していった木馬の処遇について 「焼きましょう、父上。」 と進言したこと。 (でもあっさりとムシされちゃったけどね。) だってさ どっからみても 見るからに怪しそうな 巨大木馬ちゃん。 ど~して安易に 城内に入れちゃうかなぁ~ ま、ソレを言ったら 「トロイの木馬」の話は成立しないんだけどさ。 ウチのダンナは 全然ストーリー展開を知らなかったらしく ギリシャ軍がのっけから木馬に乗り込んで トロイを攻撃するものだと思い込んでいたらしく 映画を観ている最中 「いつになったら木馬が出てくるんだ?」 としつこく私に尋ねていた。 んな自力で動けない木馬に乗り込んで 戦略上、なんのメリットがあるというのだろうか? ギリシャ神話とは異なる内容ということで 評判はまちまちだったようだけど 私は楽しめましたよん。いろんなイミで。 CGをあまり多用せず 大勢のエキストラを使っての古代戦争のシーンは なかなかの迫力。 二大イケメンスターばかりに脚光があたりがちだけど ヘクトル役のエリック・バナ なかなかいいカンジでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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