空気は読まなくていいが…
久々の更新です…「安部閣下が、辞意表明」という驚くべき事態。何を考えておられるのでしょうか?政治家は、大衆を誘導するのが仕事であり、空気は、利用するものであって、読む必要は殆ど無いと考えているボクとすれば、KYと言われようが変人と言われようが、仕事される事を期待していたのですが…彼は、思想的には、確固とした物を持っていながら、小泉先生とは違い、どうも人に気を使いすぎるきらいがあります。八方美人は嫌われる…故に、一蓮托生の軍師を得る事が出来ずに、この一年間を過ごしてしまいました。後になって見れば、彼は、マキャヴェリズムという物をもっと知るべきでした。ただ、今回の事は、単純にテロ特だけが辞任理由ではないと思います。強行突破で、テロ特を通すためなら、組閣の時には、いくら煙たい存在ではあっても、ゲル先生を入れるべきでしたし、「職を賭す」とか、これまた意味不明な発言をした直後ですから、そうであるならば、今、辞めるのはおかしな話。元々、官邸サイドとしては、それ程、延長にこだわりを持っていなかったのだろうと思います。永田町に棲息する友人の情報で、ボクは、かなり早い段階で、新法構想の存在を知っていたのですが、一応、小沢先生に花を持たせて、実質、骨抜きにし、そこでゲル長官を大将に登板させる予定だろうと踏んでいましたが、この計画も、殆どご破算という事ですね。何が何やら、さっぱり分かりません。アメリカの陰謀?まさか(笑)これで、確実にテロ特は通しにくくなってしまいましたよ。悪宰相に徹することが出来るならば、いくらでもやれる事はあったはず。彼は、悪宰相になる勇気がありませんでした。責任放棄の謗りは免れないでしょうね。実に無念です。