ベランダでイングリッシュローズを

最近薔薇セミナーにせっせと通っているヨメ、本日は日本橋三越チェルシーガーデンへ。
何やらお仏蘭西の薔薇の講習会だそうな…そんなん、来る人おるん？
「講師が薔薇界の貴公子だもん、きっと混むと思う！」と、早々に出発。

まずは腹ごしらえ…と、同行のマダムとランチ。優雅やねえ～。



「なんと、眼下にはチェルシーが見えちゃったのよ～」



開始予定１時間前、人が集まってきたみたいなので行きましょうか…と下界へ降りてきたところ・・・
「着いたら、もう半分以上の席が埋まってたのん…たった１０分位の間によ！？」
うーん、恐るべし。薔薇（というより、貴公子？）人気あるんやねえ…御見それしました。





講師の方がたくさんの薔薇を持ってきて、講習中に廻して下さったのだそうな。
「やっぱり高温多湿の日本で育てるとフランスのカタログとは違うから、
実際の花を眺めて、香りも確かめられたのはすごーく良かった♪
　カタログで見ていて、良いなーと思っていたのがイマイチだったり、
　逆に今まであまり氣にしていなかったのがいい感じだったりしてね。」
ふーん、百聞は一見に如かずと言うからねえ。

「でも、ほんとにすごい量の仏蘭西の薔薇をいっぺんに見たから…
　ひとつひとつがあまりにもゴージャス！で、くらくらしてきちゃった。
　最後のほうにイングリッシュローズが出てきてほっとしちゃったわ」
確かに。写真見るだけでも華やか。
ぼくは派手でええやんか、と思うのだが。
ぼけーとした色合いが好みなヨメには刺激が強すぎたよう。

そんな中でも一番心惹かれたという薔薇がコチラのナエマという薔薇。



なんでも、大量の薔薇は最後にみなさん１本づつどーぞ、ということになったらしい。
で、ヨメは要領よく自分の一番氣に入った薔薇（しかも、たくさん花が付いてる１本）を
GETしてきたのだそうな。
わざわざぼくの目の前に持ってきて披露してくれた。
「ねーねーねー、これ、可愛いでしょお♪」

つられて、つい、お、これ、綺麗やん…と、言ってしまったぼく。
すると、これ幸いと畳み掛けるように「で、しょお♪　ねえ、買ってもいーい？？？」
なんて、浅はかだったことか。まんまとヨメの作戦に乗せられてしまった！
ぼくの行くところへ薔薇を抱えてついてきては「買ってもいーい？」と連呼するヨメ。
おもちゃを買って欲しいコドモかー、お前は。
「…ちゃんと、世話できるの？」
「うんっ♪」
ピンクの薔薇を抱えて、ヨメ、にーっこり。嗚呼、満面の笑み。

そりゃーね、お金払うのはヨメ自身ですから。いーんですけど。
増やしてばっかでなく、ちょっとは、リストラも考えて欲しいものである。



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