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カテゴリ:乳幼児向けおすすめ本
柳原良平って知ってますか?
サントリーに入社し、芥川賞作家の開高健とコンビを組み、ウィスキーの「トリス」のコピーで一世を風靡した人なんですけど… って、僕が開高健のファンだったんで、すいません。僕にとっては思い入れのある人なんですね。 さて、 以前に、このブログでも紹介した『やさいだいすき』の人っていったほうがわかりやすいかもしれません。 さて、この絵本『おうちのともだち』は、家の中にあるいろいろなモノを取り上げて、目を書き込んだ絵本です。 「コップちゃん」 「はぶらしくん」 「かがみくん」 「フライパンくん」 「おなべちゃん」など、 1ページに1つずつ、顔の描かれた身の回りのモノが登場します。 ラストには、男の子が登場し、みんなにおやすみなさいをします。 作者あとがきによると、何を絵本に載せるかで、悩んだそうです。 モノに目がついて「ちゃん」や「くん」と呼ぶと道具や機器がなんとなく家族の一員のように親しみを感じてくれるような気がします、とは柳原良平の言葉。 僕の書店では、意見が真っ二つに割れた絵本なんです。 僕は、面白い絵本だな、と思ったのですが、 モノに「ちゃん」や「くん」をつけて呼びかけるのはなんだか不自然だ、という 意見が何人かからありました。 ぜひ、図書館などで手にとって、お子さんの反応をきかせてもらえませんか? 僕は、悪くない絵本だとおもうんですけど…。 ちょっと絵が渋いかなぁ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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