０歳から小学生までの読み聞かせ絵本

ブログの更新が滞ってしまいました。
職場でバタバタしていたためです。

根回しってやったことあります？

今回は、根回しが大成功したお話です。

ちょっと仕事の話なんで、退屈だと思ったら、
読み飛ばしていただいてかまわないのですが、
あまりにも僕の筋書き通りにコトが進み、思わずわらってしまったのでご報告。

僕の直属の上司が、会議で、突然

「壮大なプロジェクトを短期間で実現させる！」

と宣言してしまったことか発端です。

血迷ったのかな？と思ったほどでした。

会議の後、
他店の仲間たちから、
「そうたろうくん、たいへんだね。大丈夫？」と言われる始末。

さらに、その血迷った上司は、
そのプロジェクトの計画、立案を
僕に託してきたのです。

そりゃ、真剣に計画を立てましたよ。
でも、計画を立てれば立てるほど、ムリというのが
明らかになってきました。

僕は、なんども上司に

「どう考えても無理です」

といったんですけど、
上司はもう、引っ込みがつかなくなったんでしょうね。

「絶対にやる！」とムキになってしまっていたのです。

困りました…。

上司のメンツをつぶさずにこのプロジェクトを
中止させるには…。

僕は、脳みそがスカスカになるくらい考え抜きました。

大きな紙１枚に、頭の中身を
腱鞘炎になるくらいの勢いですべて書き出し、
徹底的に思考し続けました。

そして…

上司も、社長も、社員たちも、納得して
プロジェクトを中止させる方法を考えました。

そう、徹底した根回しです。

まずは、社内の有力者に、

いかにこのプロジェクトが
われわれの組織にとって無理、無駄であるか

ということを説き、
代案を提案しました。

そして、最後には社長に直談判。

「僕の上司が引っ込みがつかなくなっているから、
社長から、僕の考えた代案を提案してもらえないか」

とういうことを頼み込みました。

社長も納得してくれました。

そして…。

社長から僕の無謀な上司にじきじきにお話が
ありました。

・・・

僕の直属の上司から
「そうたろうくん、今回のプロジェクトは
社長から中止にしたほうがいいだろうといわれたよ。仕方が無いね。
代案を提示されたんで、
そっちをやろうとおもうんだけど…」といわれました。

もう、笑いが止まりませんでした。

すべてが僕のシナリオどおりにコトが進んだのですから。

誰も傷つかず、すべてが丸く収まりました。

僕だけが、ものすごいエネルギーをつかいましたけど。

根回しって、陰険だとか、
古い日本的なやり方だ、とか、

否定的に語られることが多いのですが、

ビジネスの基本である
「ＷＩＮ－ＷＩＮ」（相手も自分も勝つ関係）を
築くための大事なテクニックだなぁと
再認識したしだいです。


とりあえず、事態が沈静化してほっとしました。

また、ブログの更新、を楽しんでいきたいと思います。