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カテゴリ:小学生向けおすすめ本
へそのお
「へそのお」ってとってありますか? 我が家にも、もちろん 小さな桐箱に入った 娘と妻の臍の緒があります。 先日も娘がまじまじと 眺めておりました。 でも、 なんだか意味がわかっっていない 不思議そうな表情をしてました(笑)。 臍の緒って不思議なものですよね。 『日本大百科全書』で引いてみると 「昔は一定の作法により 葦(あし)や竹べらなどで切った。 処理法はさまざまで、埋めたり、 産屋や便所に吊(つ)るしたり、 生児の名前と生年月日とを書いた紙に包んで 水引をかけて保存したりした。 これらは薬物、災難除(よ)けの呪物(じゆぶつ)などとして 用いられるとともに、 嫁入りのときに持参させたり、 納棺のときにいっしょに入れたりした。」 へぇー。 地域によっては、さまざまな作法があるようです。 さて、 今日は中川ひろたかさんの 『へそのお』を紹介します。 『へそのお』対象年齢:小学校低学年 小さな桐の箱に入った臍の緒。 お母さんが食べた栄養をお腹の中にいた僕に 届けてくれていた命綱。 僕とお母さんがつながっていた証拠。 外国の人も、「へそのお」ってとっておくのかな? 学校の英語の先生は言いました。 「日本人だけじゃないでしょうか。 日本の人は昔から命の誕生ということを 大切にする人たちなのかもしれません」 命の不思議について考えるきっかけになるといいなと思います。 →→中川ひろたかさんの著作一覧はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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