|
カテゴリ:幼児向けおすすめ本
トミー・デ・パオラの絵本って 好きですか? ここ数年、立て続けに トミー・デ・パオラの作品が出版されています。 →→トミー・デ・パオラの作品一覧はこちら どの絵本も好きなのですが、 特に印象深いのは、 『神の道化師』 です。 貧しい少年ジョバンニが、 道化師を目指し、一流の道化師になりました。 でも、年をとって、人々から追いやられ、 神に召される話。 落ち着いた色彩と 丁寧に書き込まれた絵がいい味をだしています。 この絵本の真意を理解できるのは 大人でしょうね。 僕の同僚(女性)は 幼い頃読んで印象に残り、 大人になってから読んで大好きな絵本になったといっています。 おっとっと・・・ 今日は、『神の道化師』を紹介したいのではなく 『騎士とドラゴン』を紹介したかったのです。 最近、続けざまに起こった 銃による犯罪。 どうしてこの世の中から暴力はなくならないのでしょうね。 本当に心が痛んだ事件でした。 長崎市長の事件と米バージニア工科大の銃乱射事件をみて 突然、思い出した絵本が『騎士とドラゴン』です。 対象年齢:読み聞かせ、なら幼児も可。小学校1~4年生くらいまでは楽しめる絵本です。 ドラゴンと戦ったことの無い騎士と 騎士と戦ったことのないドラゴンが、互いに戦う準備を開始。 どちらもたくさんの本を読んで、鎧や武器の作り方を調べたり、 尻尾を振り回す練習をします。 準備が整い、いざ勝負! 戦いの末、 ボロボロになった騎士とドラゴンに 渡された本に書いてあったのは、 素晴らしい解決方法でした。 ドラゴンと騎士の戦いの絵本なのですが、 ハッピーエンドで読後感がとてもよいのです。 暴力で解決するのではなく、 お互いにWIN-WINの関係が築けたら、 この世の中は、もっともっとよくなるのになぁと 思いました。 ストーリー展開は、拳銃とは無関係なのですが、 「暴力」というキーワードで ふと、思い出してしまった絵本だったのでした。 意味の無い暴力が この世の中からなくなりますように…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[幼児向けおすすめ本] カテゴリの最新記事
|