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カテゴリ:小学生向けおすすめ本
本当に良いものは目立たなくて
手にとられにくい、 そんなことを書棚の整理をしていて感じます。 世の中、テレビなんだなぁ、と思います。 テレビで紹介されると、いいもの、内容の劣るもの、と 関係なく、売れてしまうのは、傍でみていて なんだか残念に思うことがあります。 さて、 今日は、古きよき時代の英国の幼年文学を紹介しますね。 地味なんですけど、とってもいい作品です。 『おはようスーちゃん』 対象年齢:幼児・小学校低学年 少女の何気ない日常生活を中川李枝子さんの翻訳で描いた作品です。 中川李枝子の翻訳って、すっきりしていて読みやすくてオススメです。 →→→中川李枝子ってこんな作品を書いた人 時代は、原書の出版年からして1950年代くらいでしょうか。舞台はイギリスでしょうね。 子どもの目線で読むのもよいのですが、 親の立場で読むと、こんな風にゆとりを持って 子育てしたいなぁと反省することしきり(笑)。 全部で9話入っているのですが、 ちょっと文字量が多いかも。 分冊にしてシリーズ絵本にしたら 手にとられやすかったんじゃないかなぁと 残念に思いました。 第一話目の「スーちゃんの砂場」を紹介しておきましょうか。 お人形と誕生日ごっこをしていた主人公の女の子スーちゃんは、 ママの植木鉢の土でケーキをつくり、お花をだいなしにしてしまいました。 ママはスーちゃんをしかりながらも、 どうすればいいのか一緒に考えます。 パパに砂場を作ってもらい、 スーちゃんは金色の砂のケーキをお人形に作ってあげることができました。 こんなほのぼのしたおはなしが9つ収められています。 地味な装丁なので紹介しないと 手にとられないなぁと思って紹介しました。 ぜひぜひ図書館で借りてみてくださいね。 このブログは人気ブログランキングに参加しています。 応援クリックしていただけると嬉しいです。 ↓↓↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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