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0歳から小学生までの読み聞かせ絵本

0歳から小学生までの読み聞かせ絵本

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そうたろう8345

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July 14, 2008
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カテゴリ:書店員のつぶやき
私事で恐縮ですが、
次女が誕生しました。

母子共に元気です。

長女が現在、小学校3年生(9歳)なので
9歳差の妹です。

誕生まで、とーっても
長い道のりでした。

長女が2歳くらいの頃から
僕は「二人目が欲しいね」といっていたのですが、
妻は、バリバリ働くキャリアウーマンなので、
「子どもは一人で充分」という考えでした。

まずは妻に同意してもらわなければなりませんでした。

あらゆる手立てを使って
僕の熱い思いがようやく通じ、
「娘が小学校に入学したら考える」というところまで
妻の意識を変えることができました。

それから、流産を2回経験しました。

家族3人で泣きました。

僕の仕事は書店で児童書を売る仕事なので、
妊婦や子ども連れがとても多く、イヤでも
妊娠、出産を思い出させるのです。

流産した直後は、仕事場にいること自体が苦痛でした。

特に、やたらと我が子を怒鳴りちらすお母さんの
姿を見るたびに、「どうして、あんなお母さんの元に生まれて
我が家には授からないのだろう?」と、この世の中の理不尽さに
腹を立てることもしばしばでした。

娘は、七夕の短冊や神社にお参りするときには
「妹が生まれますように」と願っていて、
僕はそのたんびに、

「かなえてあげたいけど、こればっかりはなぁ…」と
ため息をつくばかりでした。

2回流産したあと、妻には「出産はもう、こりごり」と
いわれました。

妻も40歳を過ぎましたし、
すでに娘も一人いて、幸せな毎日を送っているのだから、
「もう二人目は、あきらめよう」と思うようになりました。

僕の身の回りにも子どもが授からず、苦しんでいる友人が
たくさんおりますし、一人いるだけでも御の字なのではないか、と。

考えてみれば、僕の周りには、子どもがたくさんいます。

甥や姪が6人いますし、娘の友人は毎日のように我が家に遊びに来て
大騒ぎしていきます。

僕が書店員として開催する「おはなし会」にもたくさんの子どもたちが聞きに来てくれるし、空手、合気道の道場でも少年部の子どもたちに指導している。

僕の周りの子どもたちに、絵本の魅力を伝えたり、空手、合気道の技という伝統文化を伝えることで、もう充分なのではないか、と考えられるようになったら、だいぶ気持ちが楽になったのです。

そんな肩の力が抜けたとき、妊娠したと妻から知らされました。
すでに2回流産をしていたので、本当に育つのか、半信半疑でした。

ところが、今回は順調で、妻は出産前日まで、娘をバレエ教室に送迎していましたし、
映画を観に行ったり、産休ライフをエンジョイしてました。

出産当日、陣痛が始まった妻を病院に送り届けた後、我が家には、娘の友人5人が集まって、アイスを食べたり、折り紙遊びをしたり、賑やかに遊んでいました。

妻から「生まれたよ」という電話を受け取ると、娘と友人たちもコーフンして
その歓喜の様子が電話越しに妻にも届いたらしく、あまりのにぎやかさにびっくりしてました。

娘たちは、近隣に知らせてくるといって大騒ぎしながら
家を飛び出していってしまいました。

我が家にポツンと取り残されてしまった僕は、
二人目が欲しいと願ってから今日までの長い道のりを振り返りました。

突然、嗚咽しはじめてしまい、涙がボロボロとでてきました。自分でもびっくりでした。誰も家にいないことをいいことに泣きつづけました。

なんだかよくわからないけど、東西南北それぞれの方向に向かって、正座して礼をしました。

森羅万象、この世の中のすべてに感謝の思いを伝えたかったのです。

これから妻と赤ちゃんが家に戻ってくると慌しい日々が待っているのでしょうが、
妻と娘と共に育児生活を楽しんでいきたいと思いました。





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Last updated  July 14, 2008 07:12:09 AM
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