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カテゴリ:BOOK REVIEW
自分が思っていることを深刻に受け止め、精神科医にかかる患者となる人もいる。生きているからには、ストレスの全てをなくすことはできない。少しずつ悩みながら解決していく、患者たちが、読みやすい短編で登場する。 登場人物が個性的。伊良部は医学的な治療はせず、ユーモアあふれる謎の医者。水泳中毒、ケータイ中毒、自意識過剰などの患者たち。患者は、伊良部のもとに通い続け、医学的ではない形で各々の悩みを解決していく。自分が似たような症状を持っているならば、まねをしたら治るかもしれない。なぜか藤子不二雄の「笑うせぇるすまん」を思い出した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月07日 12時34分19秒
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