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2011年04月18日
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カテゴリ:旅のつぶやき


稚内、利尻島、礼文島のツアーに参加した。北海道に行ったのは初めてで、日本の最北ということもあり、気候も本州とは異なり、異国を感じることができるような素敵な旅となった。利尻から稚内へ向けての帰りのフェリーが暴風波浪警報により全便欠航というアクシデントが発生。自腹の延泊となる。2泊3日が3泊4日のツアーへと変更となってしまった。その場では大変だったが、忘れることができない良い思い出となるだろう。


稚内

日本最北端、宗谷岬。幼少のとき日本地図の上をミニカーで、最北の稚内から鹿児島まで動かしたことあったが、とうとう本当に最北端に来た。18時到着だったため、売店はしまっており、最北端到達証明書を手に入れられなかったのは残念。果てしない海を見渡すことができ、ライトアップされているモニュメントは雰囲気があった。天気の良い日は遠くにサハリンが見えるらしい。

JR稚内駅。日本最北端の駅で本数が少ない。最北端の線路。なんでも最北なのだ。ここから鹿児島に向けて線路が延々と続く。北海道遺産の防波堤ドームが見える場所で宿泊したのは最北のホテル。港には離島行きのフェリーターミナルが見える。海の彼方には何かの光も見える。

現地に行ってみると、行く前の想像と全然違った旅行は面白く、印象に残る。稚内市は最北ということもあり、日本では有名な地名だが、コンビニもわずかで、駅前もひっそり。車も歩行者もわずかで、騒々しい所に住んでいる人間にとっては、非常に静かすぎて、夜歩くには不気味にさえ感じてしまう。

☆日本の最北端について
帰宅してから調べてみると「実際の最北端は宗谷岬北方にある弁天島(北緯45度31分35秒)であり、更に日本が主張する最北端は択捉島のカモイワッカ岬(北緯45度33分28秒)である」との記載あり。


礼文島

稚内を出港して約2時間。日本最北の離島、礼文島に到着。フェリーからは「歓迎 ようこそ礼文島へ」「おかえりなさい礼文島へ」の文字が見える。到着後、日本の最北限スコトン岬へ。見る見る雲がかかり天候が悪化していく。駐車場には最北の売店と岬の下には日本最北の民宿がある。宗谷岬も素敵だったが、スコトン岬の方が海に突き出ていて岬の雰囲気を味わえる。

その後、南へ向かい澄海岬へ。中島みゆき「銀の龍の背に乗って」のプロモーションビデオが撮影された場所だと帰ってから知った。もっと写真を撮っておけばよかった。ちなみに4月は、観光シーズンではないため、プロモーションビデオのようにきれいな景色は見えても、きれいな緑はほとんどない。現地で花や緑がきれいな季節の様子をイメージするのだ。ウニむき体験後、ウニとイクラの食べ放題。おかわり自由。お客様には大評判。中島みゆきを聴くと礼文を思い出すことになりそうだ。

☆最北限と最北端の違い
「以前は共に最北を名乗っていたが測量の結果、宗谷岬が「最北端」と判明した為スコトン岬は「最北限」を名乗るようになった」。


利尻島

礼文を出港して約40分。「白い恋人」のパッケージの山、利尻富士が見える。売店では、どこに行っても昆布に関するみやげが目につくほど、利尻昆布が名産。食事は、昆布が必ず出てくる。宿泊所では、炭酸水素含有量国内トップクラスの源泉が自慢の温泉につかる。帰りは、暴風波浪警報のため、フェリーが欠航になり、自腹で延泊。欠航の日は、酒がサービス。現地の人は次の日のフェリーが動くように酒を飲みながら祈るらしい。酒のおかげか、次の日はフェリーが動く。稚内までの約1時間40分、フェリーは波によりかなり揺れる。フェリー内のトイレは嘔吐している人ばかり。


観光シーズンではないため、格安ツアーに参加できた。帰りの飛行機は、雨雲の中に入り相当揺れる。到着後はフェリーと飛行機の揺れで頭がくらくらになった。ちなみに北海道の料理は、ヘルシーでお米が美味しかった。魚介類が多く、全体的にしょっぱい味付けが多かった。帰宅してから、甘いデザートとインスタントラーメンが食べたくなった。島の人々は、観光で島が盛り上がっていることもあり、観光客を大歓迎し、心温かい人ばかりだった。今度は、花や緑がきれいな観光シーズンに足を運びたい。





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最終更新日  2011年05月07日 22時51分33秒
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