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カテゴリ:BOOK REVIEW
グレイシー一族の試合を見ると、緊迫した空気に見ている側も非常に緊張してしまう。高田、船木の試合も、テレビにくぎ付けとなり、結果、プロレス最強神話を崩壊してくれた。グレイシーは強い相手から逃げていると一部で言われてきたが、格闘技界が盛り上がるきっかけを作り、400戦無敗の伝説を築きあげた。小さな体で大きな相手をなぎ倒し、関節技を決める技術で、多くの観客を魅了してきた。ヒクソンの試合を実際に見たいと何度も思ったが引退してしまった。無敗のまま伝説となったが、今でも、わずかながらマスコミに登場する。 本書は格闘技本ではなく、誰にでも実践できるような心のあり方を述べたメンタル書。ヒクソンが経験してきた試合内容の具体的中身ではなく、人生における心の在り方を述べる。格闘技ファンとしては、具体的な試合の回顧録のような中身を少し期待していたが、船木の試合については少し記載あり。格闘技界の頂点にいた人物の言葉は、重く説得力あり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月19日 21時45分54秒
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