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カテゴリ:本/絵本
私と娘がビデオにとってまで見たい番組が 日曜 9時からの 『題名のない音楽会』
この番組の歴史は長い。 昭和39年からというから その歴史は私の生きてきた歴史でもある。 子供の頃から時々見ていたけど、 毎週かかさず見るようになったのは やっぱり娘が吹奏楽を始めたから。 2008年からは 司会者が指揮者の佐渡裕さんになって ますます興味が湧いてきた。 内容も種々雑多で、見ていてあきない。 その中で私と娘の意見の一致するとこは、 『ピアノジャズはさっぱりわからん』ってとこ。 どうみても めちゃくちゃに弾いてるようにしか見えない
と まぁ、今日はテレビの話しではなく、 佐渡さんの書かれた本について。
娘が新学期そうそう 学校から図書の一覧をもらってきた。 本好きの私たち二人、 おもしろそうなのあったら 図書館に予約かけようか、ってことで みつけたのが これ
こういう感じの本は えてしてサクセスストーリーになりがちで 結局あんまりおもしろく(興味深く)ない、ってことが多かったりする。 でも 佐渡さんの本を1冊くらい読んでてもいいかな、と軽い気持ちで読んだのがよかったのか 読みやすかったし、たいそうおもしろかった。
何より関西弁で書かれた本なので 親しみを感じる。
佐渡さんは、子供の頃から音楽をする環境に恵まれていたようだが それだけではなく、音楽が大好きで、 「あこがれる」という気持ちを持ち続けた人だというのがわかる。 人にあこがれる。 職にあこがれる。 そうなりたい、と強く願い、それに向かっていく気持ちが大事やなぁって思う。
唯一 オーケストラ、ブラスバンドで楽器を持たない演奏家である指揮者が どういう気持ちで演奏会に臨んでいるのかがとってもよくわかる1冊です。
佐渡さんの指揮する演奏会に行ってみたいなぁ・・・
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