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カテゴリ:お出かけ
堺旧市街を歩くシリーズ 第5弾。
何日か前になるが、 登録有形文化財の『旧天王貯水池』の内部を初めてみた。 この貯水池は、年1回の公開しかしてなくて 今まで見たい見たい、と思いながら 他の予定とかぶっていたため見ることができずにいた。
旧天王貯水池とは、 明治43年(1910)建設の水道施設だ。 大阪府下では大阪市に次ぐもので 昭和39年(1964)まで堺市民に飲料水の提供をしてきた、と説明書にはある。 当時最新の建材であったレンガが用いられ、 水道施設の先進国であるヨーロッパの古典様式にならい「凱旋門」風のデザインになってる。
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私が中を見たかったのは そういう小難しいことじゃなくてね。。。
表から見るとこんな感じ
裏から見るとこんな感じ
普段はここには入れなくて、 ぐるっとこのまわりをフェンスで囲われている。 子供の頃からこの前を通るたび 不思議で不思議でしかたがなかった。 小高い丘になっていて 真ん中には大っきな門(のようなもの) まるで 異空間につながっているタイムマシンのような気がしていた。
子供の頃は年1回の公開があるなんて知らなかったから フェンスを乗り越えてみようか、とさえ思ったことがあるが、 大っきな門には 錠前がかかっていて とうてい入れそうにない。
大人になって そこが旧貯水池だとわかったが、 それでもなんだか不思議な空間だった。
念願かなって 中に入ると
そこは、やっぱり不思議な空間でした。 ひやっとしてて、妙に声が反響して。 この中で歌ったらさぞかしいい感じでエコーがかかってうまく聞こえるに違いない。
大っきな門を通って ワープはできなかったけど、 堺の歴史に触れることはできたかな。。。
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