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カテゴリ:父
日頃元気な父が、なんかふらふらすると言い出し、早1週間ほど。 昨日などは、かなり弱気になってた。 そのことをスイス在住の妹にメールで知らせたら 今朝 電話がかかってきた。 日頃はだいたいメールでのやり取りなので、話したのは 1年ぶりくらい。 「私、私・・・あ、た、し・・・」って言われても まさかかかってくるとは思ってないので オレオレ詐欺ならぬ 私、私詐欺か、と思ってしまったよ(笑) でも出せるお金ないから ひっかかりもしないと思うけどね~~~
父の家とうちの家は背中合わせ、なんかの時にはいつでも見ることができるし 車で病院に送って行くこともできる。 そのへんは安心なんだけど、妹は海外ですぐ帰れるってもんじゃないし 万が一 痴呆になったり、自分のことが自分でできなくなったらたちまち困ってしまう。 私の身動きが取れなくなってしまうから。 ごはんの用意や洗濯、掃除なんかもこっちでやった方がいいか、と思ったりもするけど 何もかもやることを取り上げずできるだけやらせた方がいいってなんかで見たから 甘やかせず できるだけやってもらって できないことだけサポートしようかと思ってはいるけど、 父も75歳。 そろそろ介護ってことも考えないといけないのかなぁ・・・・
若い頃の父は、しつけに厳しくて 仕事人間で、寡黙で怖い人だった。 そしてしっかり家族を守り、養ってくれた強い父が 年をとって、 すっかりじいちゃんになって、たよりなくなるのを見るのは ちよっとさびしい。 これが老いということなんだろう。
病院の待合で二人で座って話していると 今の父が私で、今の私が将来の娘かなぁ・・・なんて想像もしてしまう。 世の中は順番。 老いは、誰にも止められない。 私も人生折り返し地点、岐路に立っているのかも知れない。
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