群青色の空を見上げて。。。

うちのフェアリーくん（じいちゃん：父ね）　やっぱ、ヘン。

１６日にMRIをとって、１８日に脳神経外科の診察があって、

アルツハイマーのような脳の委縮は見られず、いたってフツ～～～～の加齢による

脳の委縮だ、と言われた。

その前後　１週間はそりゃもう驚くほどしっかりしてて、

そんなわきゃないけど、治ったか、と思ったほど。

２１日からはひたすらヘン。

そしてここ２～３日は、幻覚も顕著で　イスやごみ箱を彼と呼ぶ始末。

もしや　霊の見える人になったかと思うほどのリアリティ。

まぁ、実際　本人には見えてるんだろうから　あながち間違ってはいないけど。

徘徊は夜に起こることが多いと誰かに聞いたが、夜になると部屋の中をうろうろと歩きまわり、

こまごましたモノの移動をする。

ティッシュボックスが冷蔵庫に入ってた時はびっくりしたけど、

火をつけっぱにするとか、危険なことじゃなかったら　ま、いっか、ってとこ。

そうかと思えば、昔のことはしっかり覚えている。

いったいこの人の脳の中はどないなっとんのや？って不思議。

日々着実に進行しているようだ。

同じ敷地内とはいえ、別棟なので　気になってちらちら見に行くと、

何をするでもなく　じっ～と立ってたり、うろちょろ歩いてるのを見たり、

一人住まいなのに誰かに話しかけているのを見ると

なんだか　悲しい。

がんとかの病気も辛いけど、私はボケる方が辛いな。

ゆうべは　本人も夢の国と現実とで　なんかしんどそうで、

こっちもほんとに見てるのが辛くて、

じいちゃん、死ねたら　いいのにな・・・と思ってしまった。

そしたら楽になるのにな、って。。。

なぜここまでして生きていなければいけないのか。。。

神様はいったい何をさせたいのか。

寿命があるってことは　まだまだ何か意味があるんだろう・・・

それは、じいちゃんにではなく、私の方になのかも知れないけど。

私は、まだ介護らしい介護はしていない。

食事の用意をして、一緒に食べて、色んなお医者への送迎くらい。

まだまだ弱音をはくわけにはいかないけど、

自分の自由な時間があるようでないのは結構ストレスだ。

こういうのがいつまで続くのか・・・

先の見えない不安もある。

いつ、どういう終末を迎えるのだろうか・・・