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カテゴリ:雑記
何日か前テレビで『おくりびと』が放映された。 『おくりびと』といえば、日本の映画賞のみならず外国の映画賞もとった話題の映画だ。 賞をとったからと言って、それが自分の好みに合うかどうかわからない。 あんまり期待はしていなかったが、とりあえず録画。
アメリカだけでなく、フランスでもかなり話題になったとか。 個人的にフランス映画はあんまり好きではない。 そんなにたくさん見たわけじゃないけど、 全体にアンニュイな雰囲気が漂い、薄暗いイメージは、娯楽という感じがしない。 (あくまでも個人的な意見です) そのフランスで受け入れられたってことは・・・・ムムム・・・ なので、もっくん(古ッ)は好きだけど、正直『おくりびと』はぜ~んぜん期待していなかった。 もっすご~~~くヒマな時にでも見るベ、、、くらいな感じ。
そして そのもっすご~~~くヒマな時がやってきたので、ダーリンと二人で見た。
いや~~~~、よかった 話題のもっくんの納棺のシーンの所作はとっても優雅で、そしてキリッとして こういうの え~な~って思わせるものだった。 脚本も、静かに流れていく物語の中で コミカルだったりホロリとさせたり。 また出演されてる方々がいい つい最近亡くなられた方が出演されていて それもまた感慨深い。
カーチェイスもなく、派手なアクションもないこういう作品が外国でも受け入れられたことに 驚くし、またうれしい。
老人をかかえ、自分も人生を半分終え、 亡くなるということ、おくり、おくられるということ、お葬式自体を考える今日この頃。 しみじみとした気分になった。
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