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カテゴリ:時事ネタ
今朝の産経新聞の一面に『ロケットの下で』と題した記事があった。 見るとそれはサブタイトルで、『ケータイ大国の行方』というのがメインタイトルらしい。 内容は、簡単に言うと 携帯電話の普及により、待ち合わせも様変わりした、というもの。
大阪の南の玄関口 南海難波駅にロケット広場と呼ばれるものがあった。 まだ携帯もポケベルもない時代は、そのロケット広場は恰好の待ち合わせ場所だった。 ロケット広場の名前の通りに地下1階から地上7階までの吹き抜けに 約33メートルのロケットがそびえ立っていた。
ミナミは若者の街やから私も高校生から20代前半には 友達や彼氏と「ミナミのロケットの根元に10時ね」なんて待ち合わせをしたもんだ。 それでも柱や人でなかなか会えなくてやきもきして、 次からは、「ロケットの根元、ハーゲンダッツの辺りね・・・」なんて。
今からは考えられないなぁ。 今は、だいたいの場所と時間を決めて、あとは携帯で連絡をとりながら会うんだって。 便利だけど、柱のあっちとこっちで待ってた・・・なんていうドラマは生まれないな。
で、そのロケット広場がなくなってたらしい。 知らんかった。。。 長いことミナミに行ってないんだもん 携帯が普及したら 待ち合わせ場所なんて必要ないかもね。
事故にでもあったか、仕事が遅れてるのか、って待つほうも待たされる方も イライラ、やきもきしないで、無駄な時間を過ごさなくてよくなったけど、 あれは、あれでワクワク、ドキドキもあったなぁ・・・ でも今更あの時代へはもうもどれないな。 文明の利器は一度手にするともう手放せない。
いったいどこまで便利になっていくんだろう。。。
ああ、最後に見に行っておけばよかったわ、ロケット広場。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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