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テーマ:暮らしを楽しむ(387771)
カテゴリ:自然
私は虫が嫌い。 素手で触れるのは、もんしろちょうの幼虫(あおむし)と蚊ぐらい。 蚊は触るというよりも叩く、もしくは叩き落とす、と言った方がいい。
とにかく虫は大い嫌いだ。 まだ外にいる分には許せる。 しゃ~ない、ヤツらにも生きる権利はあろう。 私が嫌いでも神様が造られたモノ達だし。
だが 家の中に入ってくるのは許せん。 断じて。
そんな我が家の今年は、 例の黒光りする最大の天敵はこの夏お目にかからなかった。 どっかにはいるんだろう。 だがしかし 毎年少なくても1~2匹は“こんにちは~”して、 四苦八苦してしとめるが 幸い出てこなかった。
そのかわりといっちゃなんだが ありえへんもんが闖入した。 1匹はちっこいかまきり。 これは7月のブログにも書いたが かわいいもんだった。
もう1匹は、セミ。 あのゴキブリを丸く膨らませたようなデッカイせみが入って来た。 以前かまきりの時と同様 ベランダの雨戸を閉めようとした時に。
もうね、ありえへんよ。 外で見てもあの大きさ。 家の中でぶ~~~~ん、と羽音を鳴らして飛ぶセミの気持ち悪いこと。 ある意味ゴキブリよりたち悪い。
そしてよりによって娘と二人きりの時。 愛犬こたもうるさい羽音とこちらの不穏な空気を察知して とってと別の部屋へ退散。
ダ~リンを待つか・・・ いや、ヤツはかまきりをさわられへんって逃げたオトコやで。 もしかしたらセミも触られへんのちゃうか。
とりあえずベランダを全開にし 勝手に出てってくれるのをしばし待ったが出ていく気配ゼロ。
あと残された道は、 ただ1つ、成敗する。 でも成敗するにしてもどうやって。
顔に向かって飛んできたら嫌やし、 頭からバスタオルをかぶり、 目だけが出てる状態。 幸いメガネかけてるしな。 そして手にはホウキ。 ・ ・ ・ ・ ・ 格闘 約40分。 半泣きになりながら へっぴり腰でとりあえずリビングの床に叩き落とす、 落ちたところを素早くホウキで押え、 そのままベランダから掃き出した。
セミが生きてるのか死んでしまったのか もう知ったこっちゃない。
とにかく外に出たことを確認したら ひざが笑って、腰抜けた。
セミを難なく触れる人にとっては滑稽なことだろう。 だが私にとっては命がけ。 ← アレ? 大げさ?
ほんま疲れた。 で、 ダ~リンが帰ってきて ことの顛末を語ると 「あ~あ、かわいそうに。 捕まえて外に出したったのにぃ~」って。
えっ~~~ アンタ、セミ触れるんかいな
「うん、触れるで。子供の頃 ひも付けて飛ばして遊んでた」って。
はぁ~? かまきり触られへんって言うたやん。 「うん、あれは 顔コワイしカマ持ってるやろ」
今度 触れる虫と触られへん虫を 一覧表にして提出ッ。
もう二度と思いだしたくない夏の思い出ですわ
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