群青色の空を見上げて。。。

言ってしまった言葉は「撤回します」と言っても

どう謝罪しようと“まったくなかったこと”にはできない。

それが公人であればなおさらだ。

今朝　新聞を見てて、はぁ～～～って思ったことが二つ。

一つは、

自分の命も顧みず必死で原発の放水作業の任務を行うハイパーレスキューの方々に対して

政府の人間がこともあろうに「言う通りにやらないと処分する」と言い放ったというのだ。

自分は被爆もしない安全な場所にいてのこの暴言。

もう一つは、

橋下知事は、大阪府庁を湾岸の旧ワールドトレードセンターへ全面移転したいと

思っているが、なにせ湾岸の超高層ビルだし、都心からかなり離れるので反対も多いと聞く。

そして今回の東北関東の大地震だ。

そこで、大阪府の府議会議長が言った言葉が

「大阪にとって天の恵みというと言葉が悪いが本当に地震が起こってよかった」と発言したそうな。

この府議会議長は全面移転に反対なんだろう。

しかし言うにことかいて　“天の恵み・・・”

この言葉を東北の方々が聞いたらどう思うとか考えてないのか。

家や財産すべてが流され、肉親を亡くし、、、それを“恵み”というのか。

大阪に住むものとしてこれほど恥ずかしい発言はない。

なぜ言葉を発する前に考えないのか。

“うっかり”ではすまされない問題だ。

どちらの言葉を発言された方ももう一度人に信頼してもらおうと思うなら

まず誠心誠意謝罪し、これからの行いをもってするしかないと思う。

私たちに出来ることは・・・反面教師にすることですかね。。。