さて、久々の編物日記です
とはいえ、実は少し前に編んだものなのですが。
･･･ちょっと、私の中の編物熱、下降気味かもしれません（笑）
それよりも今は、読書が楽しくて

ここ2週間ほどで読んだ本はこちら



上2冊は、お借りした本。
山本一力さんの時代小説に出てくる方たちは、
皆、凛としていて素敵です
とてもすがすがしい気持ちになる小説です。



この本は、翻訳本なので、文もそんな風。エッセイです。
なんと言うか、「あー、日本人じゃない人の文」って感じなのです

やっぱり、私は小説が好きなのかも
その人の癖とか、よく使う言葉とか、そういうところにニンマリしたり。
これはきっと、好みなんでしょうね。

“ひとりごちる”、“踵（きびす）を返して”とか、
あまり話し言葉では使わないですよね。
でも、小説だと好きな表現です


ユージニア

で、後の2冊。こちらは図書館で借りました

恩田陸さんは、最初に読んだのが「夜のピクニック」、これは好きです。
2冊目が「ドミノ」･･･これはあまり好みじゃなかったです。
私には、ドタバタ過ぎる。
今回が3冊目「ユージニア」、これ、一番好きかも

少し奇妙で、怖い部分もあるのですが、とても引き込まれました。
各章が、様々な人の語り口調で進んでいくのも面白い。
恩田さんの他の小説も読んでみたくなりました。



そして「サクリファイス」、これ、ものすごく好き
自転車のロードレースのチームを舞台とした青春ミステリー、
という感じ

近藤さんの小説には、「ストーリーセラー」という
オムニバス短編集で出会いました。
実はサクリファイスの外伝が載っていたので、
先に読んじゃった感じなのですが、
すごく面白くて、元のを読みたくなって

これには続編「エデン」があるのですよね。これも読みたいな。
というかね、自転車のロードレース、観たくなりました。
･･･ほんと私、単純

そして今は、宮部みゆきさんの「返事はいらない」を読んでます。
あれ？すっかり小説の話になってしまいましたね。
編物の話題に戻りますー。

今回編んだのは、お友だちわんこのマルコ君のニット
マルコ“君”と言っても、ラブリーなプリンスという感じのトイプーちゃん。
こんな毛糸を使ってみましたよ～

オーロラ8（エクストラファインメリノ）

そして、編みあがりは、こちら～。


雪柄の編み込みニットにしてみたのですが、ベースを紫のファインメリノウール、
編み込み部分をアイボリーのアルパカにしました。
なので、ベースは“ふっくらつるん”とスベスベしていて、
編み込み部分は、毛足が長くて“もふもふ”してるんです。


先日トムテさんにお伺いした時に預けてきたのですが、
お店にいらっしゃった時に渡していただいたようです。
サイズ、ピッタリだったようで、良かった～


まだまだ寒い毎日、お散歩着にでも使っていただけると嬉しいです
紫は高貴なお色ですから、マルコちゃんにもとっても似合いますよ～。


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