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テーマ:日本の政治(165)
カテゴリ:社会
寝屋川事件の後、各学校で監視カメラの導入や警察官の立ち入りを要望する声が強まっているらしい。刺された教師がマニュアルどおりの対応をとっていて、それでも事件に遭遇したことで、どう対処すればよいかわからなくなっているということも背景にもあるらしい。
・監視カメラによって自分達以外の他者すべてを脅威エージェントとみなし24時間監視する。 ・権力の介入により、自分達以外の他者を威嚇する。 このような対策で本当にいいのか。考えに考えてリスク分析を十分実施した上で出した結論なのだろうか。 ここには他者を排除する思想と対策を人任せにする(力を持つ者に自分自身を委ねてしまう)考えが透けて見えてくる。 ここ最近、力をもち支配する層と支配される層に階層化が進んでいる社会の現象と無関係ではないような気がする。 敗戦したからといって何十年も外国の軍隊に駐留され続けていて国際的に自由な意見がいえない状態なのに何とも思わなくなってしまったのはこの状況をみれば当然なのかもしれない。 「守ってくれてありがとう」と駐留している外国の軍隊に頓珍漢なお礼を言う人々もいるわけだし。 このような扱いで傷つけられた気持ちのバランスを保つように弱いものを攻撃し、自尊心を満足する。 日本全体、病んでいるなあ。 文科省のマニュアルなんて作文がうまい人がもっともなことが列挙され整理されたものにすぎない。そんなのが役に立たないなんて当たり前と思わなきゃ。 まずは自分で考え、行動しなければ。他者とgive and takeの協力をして本当に「自由」で安全な社会になればいいけどなあ。 こんなことを書いただけでもし攻撃を受けたなら、それこそやばいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年02月18日 13時04分14秒
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