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テーマ:日本の政治(165)
カテゴリ:社会
今回の衆議院選挙。小泉政権の演出にマスコミが便乗して昔の時代劇をみるかのようなドラマ仕立てのような報道がされている。
わかりやすい悪玉をでっち上げ、対決姿勢を煽るのは今までと同じ手法。だが、今回は悪玉の息の根を止める刺客なるものを登場させて、そこが昔の時代劇風(今の一部アニメにも似ている)で、視聴率稼ぎのTVは大歓迎だ。 実態は、昔と変わっていない。官僚やタレント候補擁立などは今までと同じこと。 だが今回はかなり用意周到であり、登場のさせ方もマスコミとタイアップさせているかのように華々しい。衆議院解散からここまでの動きをみると、小泉政権側に米国仕込のプロの演出家やシナリオライターがいるのは確実のようだ。 時代をさかのぼってみると、小選挙区制で二者択一性をあおるかのように二大政党時代の到来が叫ばれ、その結果、自民党と民主党以外は、公明党を除いて没落していった。今度は郵政改革の賛成反対で二者択一性をあおり、その結果、自民党賛成派と自民党反対派以外は、公明党を除いて消えていく運命にあるのか。政権政党に有利に働くというデメリットをもつ小選挙区制導入以来、自民党が他の政党を蹴散らし、一党独裁を強めているようにみえる。 何も言えない恐ろしい世の中にならないよう、選挙には必ず行くことにしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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