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カテゴリ:雑
ある国際会議の夜の部兼ディナーに参加させてもらったのだが、もういい年こいたおっさんの長話に辟易した。あのおっさん達はいつもああなのか?日本の行く末は暗い。自分の行く末も?
(長い話) ホテルの宴会場に披露宴のように丸テーブルがいくつも並んだ中の隅っこのテーブルに着席。自分の目の前には。大きな皿がひとつ。右側にはシャンパングラス、ワイングラス×2が並び、左にはパンを置く皿がある。まわりは半分以上が外国人か。ほー。 7時開始。まず議長がEnglishで挨拶。同時通訳だから時間が倍かかる。まあそれでも5分程度のスピーチか。 次にxx省のおっさんが挨拶。日本語で原稿を読むような形でゆっくりと段落ごとに話す。段落のあと通訳が英語で訳す。それを何度も何度も繰り返されるので頭が朦朧としてくる。段落が長いと通訳が少しつまる(おっさん原稿読みなら最初から原稿を通訳に渡しとけよ!) 今、何時? 既に7時30分を回っていた。目の前の白い皿のつやがやけに光っているよに思える。何の盛り上がりもなく30分以上話す。 やれやれと思いながら、壇上をみると今度は乾杯の音頭で日本のどっかの企業のお偉いさんが、嬉しげにEnglishでしゃべり始める。短めにしますと宣言しながらも話す話す。これって乾杯の音頭のはずでは?!テーブルの向かい側の外国人があくびをする。近くの日本人はげっそり下を向き始める。修行僧のような形相でじっと待っている人もいる。 Finallyとの言葉をきいてホテルマンがあちこちで一斉にシャンパンをつぎ始める。Finallyで始まる話も長い。シャンパンが完全に注ぎ終わって皆が一斉に壇上のおっさんをにらみつけるように見て、やっと乾杯。 げー、1時間近くかかったぞ。なんだこりゃ。時は金なりって、えらそうなおっさん達が皆を巻き込んで無駄な時間をすごさせてるなんて、えらい損失だ。 ---- (短い話) ところでウン年前の自分自身の結婚披露宴を思い出す。 新郎のスピーチ、短くていいんですねと司会の人に事前に確認をとっていたものだから、実際にその場ではひとこと 「ありがとうございした。」と挨拶。皆が「それで?」という感じで一斉に注目してくる。 「・・・」きょとんとする自分。もう終わったのに?と自分では思っている。 それをみて司会の人があわてて、新郎のスピーチの終わりを告げ、終了。 この新郎スピーチは、みんなにはあとでひどくひんしゅくをかった。 あーちょっと後悔。妻には今でもたまにこのことを言われる。 まあだが、結果的には、ある意味、記憶に残るスピーチになったなと思って、自分自身をなぐさめてるのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年09月29日 21時03分49秒
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