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カテゴリ:スポーツ一般
今朝、たまたまサンデープロジェクトをみていたのだが、そこで「終わらないプロ野球危機 -人工芝から“日本”が見える-」をやっていた。
米メジャーにならって後楽園球場から始まった日本の人工芝球場だが、今ではほとんどの球場が人工芝になって、天然芝は神戸、甲子園と広島の3つしか残っていない。 人工芝発祥の地、米メジャーではどうなっているかというと、一時期は人工芝球場が席巻したが、人工芝によるプレーの質の低下、選手の体への重い負担などが問題になり、逆に天然芝に戻すところが増えて、今では30のうち3つだけが人工芝という。 単年度でみたら維持管理が大変な天然芝よりコストがかからない人工芝のほうがいいようだが、長期的に見たら、人工芝は、選手の体に負担がかかり選手寿命は短くなるし、スライディングなど思い切ったプレーは鳴りを潜めてプレーの質が落ちて客はそっぽを向いて観客動員は減るし、結局天然芝より高くつくようだ。人工芝はイニシャルコストも高いようだしね。 それでも日本プロ野球のオーナーたちは、天然芝に戻ることをしない。プロ野球選手会もファンと一緒になって運動しないと自分達の首を絞めることになるよ。松井はそれもあってメジャーへ移籍したという話もあるし。 それでもってサッカー。 FIFAが採用したハイテク人工芝。確かに今までの人工芝より天然芝に近いのだが、所詮、人工芝は人工芝。 番組で筑波大の調査研究結果を発表していたが、天然芝とハイテク人工芝の怪我の比率に顕著に差がでてる。特に左右に激しい動作をするFWは、天然芝より倍の比率で怪我になるそうだ。 高い技術のプレーができるよう、そして何より貴重な選手の体を守るため、天然芝にしようよ。ピッチ君も頑張れ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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