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カテゴリ:雑
学生時代の友人たちと持ち回りで年に1回、家にお邪魔して宴会をしている。 今回は、友人Fの家だった。 近くの駅に集合して、友人Fが家まで車で送ってくれて、さて家の中に入っていくと、 何か様子が変? 友人Fが、座っててくれよと言って、みんなでテーブルにつくんだが、 その友人Fはそのまま台所にいって、ビールとつまみの用意をはじめる。 え?奥さん、おじょうさん、出かけてるんだ? 一人なら、手伝うよと声掛けても、いいから、いいからと言うので、 そうか、奥さんきっと、下ごしらえして、出かけてんだなと思っていた。 枝豆とか出てきて、それでも台所にはいったままなので、 様子をみにいったら、どうも下ごしらえらしきものはない。 そんな思いを抱きながら、みんなでワイワイ飲んでいて それでも、その思いが吹っ切れないでいて、 友人Fに、料理はいいから、まあ、一緒に座ってのもうよと声をかける。 それで、友人Fも混ざって、ワイワイ飲んでいて、 ビールも尽きたところで、中の2人とお酒を買いにでかけた。 酒屋への道で、おかしいよという気持ちを共有していたことを確かめて Fの家に戻った。 それで、奥さん、いつ帰ってくるのとなんとはなしに、きいたら、 Fがいつものえへえへという顔でポロッと告白した。 僕らが酒屋にいっている間、家に残っているメンバにきかれて話したそうだ。 ビデオデッキにうっすらと積もったホコリ。 リビングのうまく映らないTV。 家全体がガランとした印象だった。 その日は、絶対帰るつもりでいたのに、友人Fの家になんとはなしに、 家の空間を埋めるようなつもりで泊まってしまった。 そしたら 翌朝、おきたら、まわりが真っ白。 雪、雪、雪。 車が動けないので、 近くの駅まで、同じように泊まった仲間と雪の中歩いて帰ったよ。 なぜ、友人Fは、持ち回りだったからといって、僕らを家に招待したんだろう、今回パスすることだってできたのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月04日 13時15分32秒
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