カテゴリ:映画
人いっぱいだった 細かいセリフまわしが すっごく面白くて 映画館全体で ハハハハハハハ~って 老若男女問わず めっちゃ笑ってました イーストウッドの 細かい表情が秀逸で まさに差別的な頑固ジジィそのものでした(笑) で、そういう細かい笑いを積み重ねてってさ 最後にさ もう信じられないような展開になって ありえへんくらい泣いてしまった 人がたくさんいるので、さすがに 涙を必死にこらえていましたが 終わってから トイレに行って いてもたってもいられなくて 号泣しましたね~ うん、私の好きな映画ベスト5に入るぞ 私はベッドミドラー主演の 「ステラ」っていう映画が好きでね これはもう10回以上みてるけど みるたびに号泣しちゃうんです 母子の愛情の話です。 なんかそれと同じ種類の感動を グラントリノにも感じましたね 設定とかは全然違うんだけど 2つに共通するのは人を思いやる 「無償の愛」を自然な感じで描いてるとこかな。 ジワジワとくるんだよね。 「ステラ」は母の娘に対する無償の愛だから これは普遍的に納得できるテーマなんだけど… 「グラントリノ」は イーストウッド扮する頑固ジジィが 自分の子供たちに対してよりも 初めは毛嫌いしていた 隣家に越してきたモン族の子供たちと 交流を重ねていくうちに だんだんと彼らに 無償の愛を抱くようになるんです。 その過程を巧みに描いていて もう完全にやられてしまった 今の時代性を浮き彫りにしているなって思った。 コミュニケーションの取れない親子が 多いじゃないですか。 文明が発達していくにつれて アナログな人間の心は それらには当然ついて行けず 愛され方を知らない人が増えてきてるから 人の愛し方もゆがんでくるんだろうね。 何かに依存してる人がいっぱいいる。 私はね、今 とある自己啓発本を読んでるの そういう類のものに対して どっちかっていうと 斜に構えてるところがあったんだけど その本に関しては 読んでみたいな~って思ったから 読んでみてるんですけど すっげーおもしろいんです あらゆる啓発本の元祖って言われてる本らしいです。 かなり昔に書かれたものです。 その本に書かれていることを 素直に実行してみよう!って思えた 私さ、正直いうと… やたら「ポジティブに生きよう」とか言ってる人とか そういう風に振舞ってる人とか あんまり信用できなかったの。 なんかウソくさいな~とか 思っちゃってた(笑) でも今は、私もそうしよう!って思ってるわけでさ(笑) どうせ生きるなら 楽しく生きたほうがいいじゃん まず、笑うこと 笑顔がたくさんあるところには おのずと人が寄ってくるよ。 それから、自分の勝手な見解によって 事実を悲観的にゆがめないようにすること。 「あの人、私に嫌がらせするためにあぁ言ったんだ、やったんだ」 …とかね たとえそうだったとしても そっかそっか~って 笑い飛ばせたほうが勝ちでしょ それから、これ!! これが今日、私が最大に 皆さんに伝えたかったこと。 人に思いやりを持とう。 どんなに小さなことでもいい。 嫌なヤツに対しても 思いやりを持つことができれば それは、結果的に 自分にとってプラスなんだ!ってこと。 人にこういう風に教えられたから、とか 尊敬する人がススメてくれた本に こう書かれていたから、とかではなくって… これらのことに 本当の意味で気づくことが出来たら 人は誰でも 新しい自分になれる、と 私は思います。 イエス!私は誰に言われたわけでもなく 自分自身で そうなりたいと願ってるんです ちなみに…私は無宗教だし あんまりこういうことを鵜呑みにするタイプではありません(笑) 話を映画に戻しまして… 「グラントリノ」には 今の時代に欠けてるものが沢山ある。 今の時代の人々が、本当は 欲しているものがいっぱい詰まってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.05 00:32:52
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