カテゴリ:映画
「シャンヌのパリ、そしてアメリカ」 (A Soldier's Daughter Never Cries) 「シンレッドライン」の原作者 J・ジョーンズの娘 ケイリージョーンズの半自伝的小説を 「日の名残り」のJ・アイヴォリー監督が 映画化した家族愛のドラマ 1960年代のパリ。 アメリカ人ビルウィリスの一家は 幸せな毎日を送っていた。 そんなウィリス家に ブノワ(ビリー)というフランス人の少年が 突然養子として迎えられる。 ビルの一人娘シャンヌは 両親の愛情が失われると思い 新しい“弟”に警戒心を抱くが 彼の不幸な境遇を知り 次第に優しく接するようになる… シャンヌの両親が もうサイコーなんです 自由奔放なんだけど まともっていうか… 子供たちをすごく愛していて 太陽のような大きな愛を 注いでる けど、子供だけにではなくって お互いのこともすごく愛していて 夫婦の時間や関係も 子供たちと同じくらい大切にしてる いろんなバランスがとても良い!! 子供の心を忘れない大人 いそうでなかなかいない… まさに私のすごく好きな人種の人たちです 小さい頃のシャンヌ この子が可愛すぎます 着てるお洋服もいちいち可愛くって 似合っています シャンヌと弟のビリー 2人とも顔が整いすぎていて お人形さんみたいです 大きくなったシャンヌと親友のフランシス 2人はいつも一緒にいます。 フランシスは中性的な男の子で オペラに夢中です 劇中、本当に彼が モーツァルトの 「Voi Che Sapete」を 歌うシーンがあるのですが… とても素晴らしいです ↓ ↓ ↓ YOU TUBE 彼は女友達みたいな感じで 彼女に接してるんだけど シャンヌがフランスから アメリカに戻ってしまうことになって お別れをつげる時に 本当の自分の気持ちを告白するんです。 「僕は君に恋してる。 今はコントロール出来てるけど こないだ君が 男の子といるところをみて嫉妬してしまったんだ。 ずっと君といたかったから 自分の中から君を締め出して 親友になることにしたんだよ」 シャンヌはビックリして 「変なフランシス…」 って言葉を吐いて そこで2人のシーンは終わりなんです このシーンをみて プリンスの「If I was your girlfriend」を 思いおこさせました。 僕が君の女友達だったら… 好きな女の子に対する 男の切ない気持ちを歌った名曲です♪ 彼の曲の中で 私的にはベスト3に入る 小さい頃のシャンヌが 弟ビリーや父母とたわむれるシーン それから 15歳になってからの シャンヌがフランシスと 楽しそうに過ごすシーンが とっても好きです。 雰囲気的に ラッセハルストレム監督の名作 「マイライフアズアドッグ」っぽい ニュアンスを感じます あと、この映画の魅力は フランス語と英語が 交互に出てくるところです。 フランス語の音ってば もうほんっとに美しい あと…アメリカに行ってからのシャンヌが ちょっと荒れてしまって 複数の男の子と遊んでしまうシーンで デヴィッドボウイの 「Fame」が効果的に使われてて もうこれ ほんっとDVD欲しい 何回でも観たい!と思わせる 数少ない映画ですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.30 02:06:12
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