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ヨリエルは魔法使い♪

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2010.04.14
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カテゴリ:エッセイ
今日、ジェーンオースティンの
「説得:Persuasion」を買いましたノート




私の尊敬するカポーティも
好きだったイギリスの古い女流作家ですおとめ座




まだ読んでないけど
あらすじを説明すると…



准男爵の娘アンは27歳。
独身で影が薄い存在。

8年前、周囲から反対されて海軍軍人の
ウェントワースとの結婚を
あきらめたことが
未だに彼女の心に影を落としている。

そんな彼女に思いがけない
再会が待ち受けていた…




と、こんな感じ。





私は常日頃から
「時期」とか「タイミング」について
よく考えるんですね。



人間と人間って
不思議な波があって
たとえどんなに好き合っている者同士でも
(友人にしろ恋人にしろ仕事にしろ)


まるで運命に
試されているかのように
うまくいかなくなってしまう
または疎遠になってしまうことがあるんだよね。


けどもし互いに
本当に縁のある者同士なのであれば
時は流れたとしても
また結びつけると
また出会えると
私は信じたい。



でもその一方で
どんなに想ってても
もうあの頃のような関係には
戻れないこともあるっていう
現実もあるということを
私は否定しない。




人は変わってしまう
自分ではそんなつもりはなくても…


日々、少しずつ少しずつ
侵食していって
欠けてってしまう



そしてムクムクっと
新しい自分になっていく


はたして
何を得たいのだろう?
どこへ向かっていくのだろう?


それは誰にも分からない
本人にさえも…



リニューアルされた
「大人」の自分のほうが
もちろん良いのだろう。


はたしてそうなのか?


その謎については考えない。


いや、考えちゃいけないんだ。





そして
必死に駆け抜ける
20代、30代…



そして晩年落ち着いてから
ふと昔を思い出す時が
誰にでも来ると思う。





思い出はみんな
「良き思い出」となって
各々の中に蓄積されている。
美化されて…




人生って
運命って
人間って
おもしろい


そして、皮肉でもあるね。



なんだかいろんな人の
悲喜こもごも
そういうこと思うと
泣けてくる雫




私はとてつもなく傷つきやすい。

そんな自分をガードする
しょうもない小ワザを
いくつか持っている。



けどそれは私だけじゃなくて
全然そんな風には見えなかった人たちも
私と同じように
あるいはそれ以上に
傷ついているんだ!
心に深い闇があるんだ!ということに
ある時、気がついた。



そしたらひどく私を傷つけた人たちに対しての
そのことによって
遠ざけてしまった人たちに対しての
嫌な気持ちや
怒りの気持ちは
どっかへ行った。




私にはもう昔ほどの勇気も
忍耐も
熱意からくる
ひつこさもないから
そういう人たちに対して
また連絡を自分からしようとは思わないけど
運命のどこかでまた
交わることがあるのなら
その時は拒絶はしないよ。
けど追いかけることもしない。



なぜならそれはとても空しいから。
運命には抗えないんだって
気づいてしまったから。



あの頃の私はどこにいってしまったんだろう…


純粋に人をただ信じていた
あの頃の私は
どこに行ってしまったのだろう?


バカと言われても
人を信じて疑わなかった
私はどこに行ってしまったのだろう?



欠けて
風化して
どこに飛んで行ったのだろう…



そんなことを
最近よく考えます。





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Last updated  2010.04.15 02:09:57
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