にほんブログ村 ポチっと応援お願い致しますm(__)m
私は毎週日曜日、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」を観ています。今回は外国人が介護福祉士を目指すドキュメンタリー番組でした。観る度に涙が抑えられない番組だと思います。毎週観ていて、今の日本の現状に思うところあります。
今週は「あなたの未来がそこにある」と言う題のノンフィクションでした。急速に加速している日本の高齢化社会、どうしても介護に関する人手不足があります。今から12年先、介護職が100万人不足すると言われています。たぶんですが、日本人の若者が介護に携わることを危惧したために外国人の介護士を育てようと言うことになったのでしょうが、私は観ていて余りにも外国人に厳し過ぎる介護福祉士の国家試験だと思いました。外国人として日本でヘルパーをして介護士を目指している人は、今年度は全国で322人いるそうです。合格率は37.9%だそうです。介護ヘルパーから介護福祉士の国家試験に合格しなければ帰国という厳しい条件付きです。何とかならないんでしょうかと何時も思います。介護福祉士といって頂点ではないのです。もし日本人がその道に進んだら普通程度の能力さえあれば64.4%という高い合格率の国家資格なのです。一所懸命家族を祖国に置いて頑張ってるインドネシアやフィリピンの女性介護職の人々が余りにも可哀そうに思いえてなりません。日本語での試験と言うのは、日本人だって難しいと思います。日本人にとっては僅か64%かも知れません。でも外国人にとっては早稲田・慶応・東大に合格するほどに難しい試験です。
私たち日本人がインドネシアやフィリピンに行って、インドネシア語やフィリピン語で試験を受けて合格してみなさいと言いたいくらいです。それでも合格する人がいるのには驚きました。なんと322人中、122人が合格していました。
つい先日も介護福祉士の資格を持ってる青年が施設のお年寄りに手を掛けて重体にしてしまった事件、彼が働いたいた僅か1週間の間に女性のお年寄りが3人も死んでいると言うのです。こんな人間の為の国家規格ではなく、本気で一所懸命やって仕事にプライドのある日本人・外国人の為の国家資格にして欲しいと心から思いうところであります。
これからは、日本の介護制度は頑張っていただいてる東南アジアの人達にお願いするしかないのではないのかと、番組を観ていて思いました。これは急がなければならない深刻な事態だと思いました。
もし私が65才から年金全額受給したとしても、とてもこのような介護施設に入所できる年金額とは思いませんでしたし、私と家内の二人での入所は無理だと思いました。