テーマ:京都。(6118)
カテゴリ:京都
付近は奈良近郊と思えないほど静かな場所だ。山門をくぐると正面に三重塔、左に石仏、右に本堂が見える。少し進むと池で鳴くカエルの合唱が聞こえた。 木彫りの天邪鬼が4隅の塔の隅垂木(すみたるき)を支えている。各層各隅にありそれぞれ姿が違っている。重要文化財。 吸葛科 スイカズラ科 似ているが紫陽花はアジサイ科で科が違らしい、花の時期と葉の質感がすこし違うしそう言われるとそうか。
バスの時間を見たが行き先の方向が目的と違うので浄瑠璃寺へ戻ることにした。途中休む場所はないので貧血で倒れないよう茶店で補給をした。帰りのバスは30分くらい待ったが、浄瑠璃寺や近くの石仏があるので時間が足りないくらいだ。ここでの滞在が約3・5時間。バスで近鉄奈良駅に戻った。 岩船寺: 関西花の寺霊場15番札所 729年(天平元年)聖武天皇の勅願で行基が建立したのが始まりで、806年(大同元年)智泉大徳が報恩院を建立。813年(弘仁四年)嵯峨天皇が皇子誕生を感謝し、堂塔伽藍が整備され岩船寺となった。最盛期には39の坊舎をもつ大寺院となったが、1221年(承久三年)承久の変により大半が焼失する。それ以後、再興された堂塔も再度の兵火により次第に衰え、現在は本堂と三重の塔のみとなった。本尊は阿弥陀如来座像。重要文化財多数。
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