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カテゴリ:ひぐらし
中学時代はテニスと短距離(ハードル)をやっていた。持久走は嫌いだった。すぐに結果がでないものが嫌いだった。年を取って体力が落ち筋力が落ち「限界」というやつがすぐ目の前に見え出すと、長い時間と複合的な要因による結果を気長に待てるようになった。
ランニングやジョギングのトレーニング法のひとつに「L.S.D」というのがあるらしい(ドラッグの類ではない)。ゆっくり長い距離を走ることだそうで、ほとんど走っていない者にとってはとても興味がわいた。 そこで早朝、(ほとんど歩いてもかまわない)という前提を自分に確認してスタートする。そこそこ走れることと、走り続けることのきつさを実感する。恥ずかしくてひとけのない農道に入る。鳥の声や風の戦ぎ、その他初夏の大地のノイズが満ちているので、イヤホンをはずして走る。短いようで長い人生。ロングスローディスタンスで行こまい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.27 08:50:49
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