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カテゴリ:ひぐらし
北の陸奥(みちのく)の秋田にもやうやく桜の頃が来た。
桜の花、若しくは桜の樹を眺めていると吉野の奥山の森閑として、人ひとりいない桜の森をさわさわと桜が舞っている様を思い描く。 そんな静謐と安らぎと恐怖が混在する有様は、坂口安吾でなくても、いろんなものを人に惹起させる。まるで麻薬で現世と別世が混濁したかのようなぐるぐる感がある。 それは桜の静過ぎる華やぎがなせる業か。 だから喧騒の花見の宴は苦手なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.21 23:55:59
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