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カテゴリ:ひぐらし
陽気に誘われ、ドアを開ける。だけど足は街中ではなく山の中へ。
いろいろな鳥の鳴き声の間に静寂が浮かぶ、森閑とした林の中を進むと、忘れられた流行のように、最後の桜が咲いていた。 しばらく桜の樹の前にたたずんで、その有様を見る。 待ちきれなくなった山の風が、ざわっ、と吹いて、桃色の風のように花びらを散らす。 静寂に色が付いて、そこだけ、もう1℃、暖かいようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.02 17:22:24
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