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人生において、幸せなことは、楽しい思い出の感触だけが残っていることであり、あざなえる縄の如き快楽と辛苦が詰まった具体的な経験を忘れていることである。
「何だかんだあったけど、まあ、よかったんじゃない。」と自らに言わしめることで、人は安息に眠りにつくことができるのである。 今回のプラチナチケットを得た(何故か一定以上の年齢の、応募したすべての善老女ではあるが)ものどもは、快い疲労と楽しい人生経験の旅のしめに、甘物工場見学を訪れた。 これこそ人生の黄昏時に甘美なる思い出を与え賜るもので、工場広報担当の年齢不詳の婦女子の説明を聞き、工場内を某国の同志の如く視察し、最後は店舗で試食をしながら土産物として購入するのである。 朝早く出立し夜遅く到着したこの箱車旅行、人生にはまだまだ知らない世界が多々あることを思い知らしめた体験であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.04 23:05:45
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