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最近では、小学校も教えることが無くなったのか、落語の「じゅげむ日本人なら誰でも知っている「寿限無」を唱える小学生をみかける。今では、読み手のCD付の百人一首が売っていたりする。
個人的には、業界の商戦として(或いはムーブメントとして)自堕落な大正昭和の文化が再興しようが、高雅な古典を懐古しようが、単純に原則的にやらないことをやってみようという好奇心がブーム(親父・老人の居酒屋ゴルフパチンコ競馬囲碁将棋登山盆栽カメラ真空管オーディオアマチュア無線プラモデル製作などを若い婦女子が行うこと)になろうが、あまり関心はないが、これだけ毎日のように諸外国の過去を包含した現代の有様を普通に見聞きすると、過去を断絶した上にあるような日本の今が不安定な心持にならないのが不思議だ。 ありていに言えば、ケータイメールのデコメール(やったことはないが)のその先には、業界商戦等による和歌ブーム(来るかどうか不明だがあらゆるものを食べつくす貪欲な業界なら遅かれ早かれ触手は伸びるだろう)が到来し、その副産物として「五七五でラブを伝えんのって良くね」となり、「メールで相聞歌」の時代が来ることを、ここに予測する。 居酒屋の入口の下駄箱に書かれたいろは歌を眺めて、ふと、そう思った。 ねえ、人麻呂(猿丸太夫)さん、そうだといいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.26 06:45:57
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