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こころに映るよしなしごと

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streetregal

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つゆのあとさき@ Re:嘘つきは嫌い(12/09) 私は嘘がつけない、というのはすでに嘘で…
つゆのあとさき@ Re:食堂かたつむり と 図書館からの電話(01/31) 「図書館が醸し出す、蔵書と言う森の中に…
つゆのあとさき@ Re:まるまつはそれなりお気に入り(12/13) へぇ~ まるまつはまだ入ったことがあり…
つゆのあとさき@ Re:水の国(05/19) こんな道を夜走るのも好きです。海の中を…
つゆのあとさき@ Re:薄暗いビリヤード場でコロナビールの代わりにスーパードライボトルで(05/18) 高3の時、学校帰りに何回か行きました。…
2011.09.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類
腹筋と背筋の筋力低下から骨(椎間板)に直接負荷が加わったと思われるので、様子を見ながら体を軽く動かすこととする。

台風が接近しているせいか、変に蒸し暑い土曜日、森や草原を歩くことにした。

妙に人気の無い広大な草原を時折飛び跳ねるバッタたちとともに歩き、蝶たちとともに踊る。

汗をかいてほどよく疲れて、ひなびた日帰り温泉に行く。客はほかにおらず、300円を払って、シャンプーとリンスを合わせて60円で買う。小さな丸い湯船に浸かって、窓越しの空を見る。

湯上りのほてりをさましながら、裏手の「別館」を探検する。ほんの数十年前までは、農閑期などに湯治に来て、長逗留していただろうと思わせる、ステージ付の宴会場や、少しだけ名残のある食堂跡地が残る。2階建ての棟には、こぢんまりとした部屋が5~6室、開け放たれて、空いている。喫煙スペースには、湯治客が持ち込んだと思われる文庫本(横溝正史、西村寿行、作者名も知らないような青春小説など)がほこりをかぶって並んでいる。

空気は昭和40年頃に止まったまま、流れていないように淀んでいる。





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Last updated  2011.09.05 22:22:32
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