こころに映るよしなしごと

青森時代に覚えた（認識しかつ覚えることができた）数少ない言葉のひとつが、「だびょん」である。誤解を恐れずに訳せば「～でしょう」という意味だが、ネイティヴが発音するとなかなか味わいがあってよろしい。

既に無くなったが、青森市内に「だびよん劇場」というライブハウス？か何かがあり、三上寛や伊奈かっぺい（青森のテレビ局の元職員）などがライブをやっていた。

秋田に来て、森の中の古くて改装した温泉の入口の戸の裏側に、このような形で、わたしと、だびょんとの再びの邂逅があった。静かに雨の降る午後であった。