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こころに映るよしなしごと

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streetregal

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つゆのあとさき@ Re:嘘つきは嫌い(12/09) 私は嘘がつけない、というのはすでに嘘で…
つゆのあとさき@ Re:食堂かたつむり と 図書館からの電話(01/31) 「図書館が醸し出す、蔵書と言う森の中に…
つゆのあとさき@ Re:まるまつはそれなりお気に入り(12/13) へぇ~ まるまつはまだ入ったことがあり…
つゆのあとさき@ Re:水の国(05/19) こんな道を夜走るのも好きです。海の中を…
つゆのあとさき@ Re:薄暗いビリヤード場でコロナビールの代わりにスーパードライボトルで(05/18) 高3の時、学校帰りに何回か行きました。…
2011.09.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
その杉(高杉しんさくと呼ぶことにしよう)は、ちっぽけな人間を見下ろして、見るとも無く見ないとも無く、飄々と、頂上の枝葉に風を受けて戦いでいる。

こんな森閑とした山の中で、数百年前から生きてきた生き物と対峙すると、稚拙な衣は解かれ、まるはだかになったような錯覚を覚える。

だけど、高杉しんさくはひとりぼっちではなく、周りにいる太古の昔からのたかすぎくんたちと、長い時を語らってきたのだろう。

熊よけの歌でかすれてしまった声を出すことも無く、来た道を戻る。再び高杉しんさくに逢うことはあるのだろうか。

帰り道は、下り道というだけではなく、何かがここから早く去るように、背中を後押ししているように、足早に短くたどり着く。





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Last updated  2011.09.25 17:05:54
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