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秋田県から逃れるように朝鮮半島方向に突き出た男鹿半島の突端近くにある、水族館に行ってみた。平地がほとんどない断崖と山の間の道を行くと、まるで、絶海の孤島(ゴジラとミニラ)か、lost(ダーマが作った道路?)の世界のようだ。すれ違う車もほとんどなく、途中のドライブインは廃墟と化し、果たしてこの先に水族館なぞあるものか? こじんまりとした水族館が崖の向こうに姿を現し、期せずして、今日は秋田県の防災の日(日本海沖地震と津波が発生)だったことを知る。日本国や欧米、亜細亜の観光客ともども薄暗い館内を廻る。 クラゲの展示スペースの前でふと立ち止まる。君と初めて行ったサンシャイン60の水族館で君がずっと見続け(僕が具合が悪くなった)たものは何か。「くらげ。たくさんのくらげ。」(ねじまき鳥クロニクル) 海でみかけるとぞっとするけど、こうして安全に観察すると、何にも拘束されない自由な魂の浮遊のように見える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.27 08:06:37
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