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久しぶりに雪の残る街に出て酒を飲む。
玄関前には二頭のなまはげが待ち構える古民家風の「秋田長屋酒場」の黒光りする廊下を案内され、奥の狭い炬燵のある個室に入る。ハタハタ寿司、いぶりがっこ、ちょろぎ、きりたんぽ、稲庭うどんなどを食しながら、もっきり(小皿の上に升がありその中にグラスが入っていて、それらすべてを一升瓶から酒で満たす)を飲む。 最近、甘口が体に心地よくなったからか、「天寿」の後味の辛味がちょっと気になって、二杯目は「天の戸美稲(あまのと うましね)」を頼む。運よく、封切となった一升瓶から最初の一杯をもらう。フルーティな先味の後、舌の奥に広がる甘味が甘露甘露。 人通りの無い、秋田駅前千秋公園の雪を被った蓮池脇を歩いて帰る。 夢も見ずにぐっすり眠る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.14 21:02:49
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