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カテゴリ:読書
震度0(ゼロ) 「震度0」横山秀夫著 時は阪神大震災当日、その同じ日にN県警察署の 警務課長が行方不明になる。 自発的蒸発、事故、事件と憶測が飛ぶ。 汚職や利権、役職などのドロドロしたものが渦巻き、 署長やそのほかの部署の部長がせめぎ合う。 キャリア、準キャリア、ノンキャリアの力関係や、 公舎に住む奥様たちの関係など、 いろいろと勉強になり、そこがなかなかおもしろい。 主役と言える人物がいず、様々な人物、場所が次々と出てきて、 正直、誰が心で思っている言葉かが読み取りづらかった。 なぜ「震度0」なのか。 これは読んでもらうとわかると思うけど、 早い人は最初からわかるかな? 音を消したテレビ画面に神戸の惨状が映し出されていた。 震度0-----。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.30 13:16:31
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