よしのぼり--トト神/趙雲子龍/黒田如水

「メタボラ」桐野夏生著

メタボラ「メタボラ」桐野夏生著

「トトの勇気」アンナ・ガヴァルダ著

トトの勇気「トトの勇気」アンナ・ガヴァルダ著

『「できる人」のシンプル手帳術』箱田忠昭著

「できる人」のシンプル手帳術『「できる人」のシンプル手帳術』箱田忠昭著

「メールオーダーはできません」レスリー・メイヤー著

メールオーダーはできません「メールオーダーはできません」レスリー・メイヤー著

「思いわずらうことなく愉しく生きよ」江國香織著

思いわずらうことなく愉しく生きよ「思いわずらうことなく愉しく生きよ」江國香織著

「冷静と情熱のあいだ」江國香織著

冷静と情熱のあいだ（Blu）「冷静と情熱のあいだ」江國香織著冷静と情熱のあいだ（Rosso）

「きらきらひかる」江國香織著

きらきらひかる「きらきらひかる」江國香織著

「残虐記」桐野夏生著

残虐記「残虐記」桐野夏生著柴田錬三郎賞受賞作。 少女誘拐監禁事件の被害者だと言う作家。その驚くべき事実とは？新潟県柏崎市の例の事件に似たこの小説。ドロドロした内容ですが、残虐？までは無いな、という感じ。自由という名の束縛があり、束縛という名の自由もあるのだ。

「鈍感力」渡辺淳一著

鈍感力「鈍感力」渡辺淳一著鈍感な方がいろいろ得をする、という話ですね。確かにストレスに強く、リラックスしていれば、長生きしそうです。ただ、会社の上司に叱られた場合の例では、敏感な人はクヨクヨ悩んで退社して損。鈍感な人はノホホンと平気で出社してきて、結果的に得。というのは、納得できないな。鈍感な人間がそのまま居続ける会社って・・・？まあ、「長生きの秘訣」として役に立つのでは？

「坂の上の雲（4）」司馬遼太郎著

坂の上の雲（4）新装版「坂の上の雲（4）」司馬遼太郎著沙河会戦で陸軍が停滞している中、旅順の攻略が最大の課題となってきた。しかし、旅順を攻撃する陸軍・第３軍の乃木大将と参謀の伊知地の愚鈍なまでの単調な攻撃に、日本兵の屍の山が高くなっていく。ようやく「２０３高地」が重要地と認識したが、更に日本兵が死んでいく。遂にしびれを切らした総司令部の参謀・児島源太郎が旅順攻撃に参加。児島が提案する画期的な攻撃に、現地司令部は「不可能」と言うが、『諸君はきのうの専門家であるかもしれん。　しかしあすの専門家ではない」と一喝！果たして、その攻撃がいっきに日本軍に活力を与え、あっという間に２０３高地を攻略。「そこから旅順港が見えるか。」遂に旅順のロシア極東艦隊も撃破。ようやく海軍の戦艦は修理のため日本に戻ることができ、バルチック艦隊が来るのを待つばかりとなる。一方、沙河まで進行している陸軍の本隊。ロシアも兵を補給して日本の10倍の兵力で攻め込む。黒溝台の戦いの開始！攻め込まれた先は、日本軍の左翼に陣取る主人公？の秋山好古の騎兵支隊。廻りを敵に囲まれて、防戦しかできない秋山。司令部から秋山の様子を見に来た伝令に、「見てのとおり、無事だ」いや、いつ死んでもおかしくないぞ！いつもの通り好古は、ブランディーを飲みながら悠々と構えている。さて、どうなる！

「蛇にピアス」金原ひとみ著

蛇にピアス「蛇にピアス」金原ひとみ著「蹴りたい背中」に続き、芥川賞作品を読みました。「蹴りたい背中」よりもっとアブノーマルな世界。後半は思いがけない展開で、良い意味で裏切られました。こういうストーリーなのかって。文学作品？・・・、でも、印象深い作品です。私の血肉になれ。何もかも私になればいい。何もかもが私に溶ければいい。

「蹴りたい背中」綿矢りさ著

蹴りたい背中「蹴りたい背中」綿矢りさ著いわずと知れた「第130回芥川龍之介賞受賞」作品です。共感できるような主人公の生き生きした生活が楽しめました。ああそうだ、彼の雑誌が、おかしいんだ。（中略）洒落たＯＬが愛読してそうなやつを、読んでる。授業中に堂々と広げている。負けたな。句点が多いですな。いためつけたい。蹴りたい。愛しさよりも、もっと強い気持ちで。

「英語学習7つの誤解」大津由紀雄著

英語学習7つの誤解「英語学習7つの誤解」大津由紀雄著一般的に効果的だとされている英語学習法や考え方の７項目について、筆者はひとつひとつ「誤解」として説明している。その一つだけ例を挙げると、「英語学習は早く始めるほどよい」は誤解だという点について。筆者は一般的に言う「○才までに英語は教えるべき」という考えは全く根拠がなく「脳科学からの明確な回答はだされていない」からとの事。もっともなような話だが、逆に言うと「脳科学的に早く始めて効果が無いとも言えない」のでは無いでしょうかね？この本の根幹は、基礎的な「英単語」と「英文法」が無ければ、英語学習は意味が無いと言っています。それはそうですが、「リスニング」を重視すれば、筆者が誤解とする「英語に早くから慣れること」と「ネイティブスピーカーと話す」事も意味があると思うのですが。まあ、英語学習の参考にもなるので、全ては受け入れず、参考になる所は参考にするという形でよいかと思う。

「震度０」横山秀夫著

震度0（ゼロ）「震度０」横山秀夫著時は阪神大震災当日、その同じ日にＮ県警察署の警務課長が行方不明になる。自発的蒸発、事故、事件と憶測が飛ぶ。汚職や利権、役職などのドロドロしたものが渦巻き、署長やそのほかの部署の部長がせめぎ合う。キャリア、準キャリア、ノンキャリアの力関係や、公舎に住む奥様たちの関係など、いろいろと勉強になり、そこがなかなかおもしろい。主役と言える人物がいず、様々な人物、場所が次々と出てきて、正直、誰が心で思っている言葉かが読み取りづらかった。なぜ「震度０」なのか。これは読んでもらうとわかると思うけど、早い人は最初からわかるかな？音を消したテレビ画面に神戸の惨状が映し出されていた。震度０-----。

秋のドラマ

この秋のドラマ月曜日／21：00～「ガリレオ」水曜日／22：00～「働きマン」木曜日／22：00～「医龍２」金曜日／22：00～「歌姫」「ガリレオ」と「働きマン」は原作者がしっかりしているので、安心した内容で見る事ができます。「医龍２」はやはり手術シーンと手術が成功した後の爽快感と朝田（坂口憲二）がカッコよいとこですね。「歌姫」はオープニング曲とその映像が好きですね。四万十太郎（長瀬智也）もカッコよく、相武紗季ちゃんの白いブラウス姿がまぶしいです。

「沈黙博物館」小川洋子著

沈黙博物館「沈黙博物館」小川洋子著主人公の仕事は、博物館技師。依頼人の望む変わった趣向の博物館を完成させるのだが、今回の依頼主の収集したものは・・・・。独創的な世界でストーリーが心地よく進行します。話の途中で、若い女性の乳首を切り取る殺人魔が出現。全く関係無い話が徐々に身近に迫り、ドキドキします。他にも、沈黙の修行をする宗教団体などおもしろい内容です。ぜひ！『しかるべき時が来れば、お前もまた語るようになる』

「忘れないと誓ったぼくがいた」平山瑞穂著

忘れないと誓ったぼくがいた「忘れないと誓ったぼくがいた」平山瑞穂著主人公は高校男子。受験を控えた大事な時期に、たまたまメガネ店で運命の女性に遭う。その娘にはある秘密があった。それは「ときどきそうなるの。消えかかってるの、私。　私という存在が」彼女は時々、消えてしまう。物理的な存在だけでなく、人々の記憶からも。かろうじて主人公は彼女を記憶しているが、それも徐々に難しくなる。彼は必死に彼女の痕跡を残そうとするが…。ラス・マンチャス通信「ラス・マンチャス通信」とは全く違う作者が書いたような作品。「ラス・マンチャ」は、初期の村上春樹のような架空の世界だったが、「忘ちか」は、東野圭吾のような軽快な青春ストーリーにSFが少し。映画やドラマになっても良い内容だが、セカチューや「博士の愛した数式」等々にかぶるイメージもあるかな？「人々の記憶が消え、存在がなくなる」というところでは、最近では「仮面ライダー電王」でもあるしな。ラストは少し「リング」に似ていたかな？いずれにしても、途中の時計屋や用務員さんなど、現象にヒントをくれるのかな、と期待したまま何も無しなので、消化不良のままの感じです。ミステリーファンの私としては、ラストにひねりがほしいです。「泣いてくれるほど、まだ憶えていてくれたんだね、私のこと」

代々木「梅もと」

代々木「梅もと」季節限定「きのこそば（370円）」いま、これにハマッてます。画像ではよくわかりませんが、きのこがゴッソリ入ってます。

「坂の上の雲（3）」司馬遼太郎著

坂の上の雲（3）新装版いよいよ日本がロシアに戦争を開始する。順調に攻め込む日本。攻めてくるとは思っていなかったロシアの狼狽。日本優勢で始まったが、徐々に暗雲が・・・。まずは海軍の「黄海海戦」。何度かの失敗もあったが、何とか勝利。しかし、憂いは完全には払拭できず、バルチック艦隊の影に怯える。陸軍は順調に進み、遼陽も何とか落とすが、「203高地」で有名な旅順が落ちない。ロシアは少しずつシベリア鉄道で兵を増やし、日本の数倍の兵力を準備して、沙河会戦へと突入する。対する日本陸軍は、兵も武器も食料も尽き始め、敗戦の色が濃くなっていく。はたして？二百三高地(DVD) ◆20%OFF！「二百三高地」を昔見ただけの私ですから、日露戦争もあまり知りませんでした。日本兵がバタバタ死んでいくシーンだけが記憶に残っていました。今回、司馬遼太郎を読み、指揮官の優劣や日本の対応の拙さをいろいろ知ることができ、興味深いものがあります。特に旅順に何の考えもせずに、ただただ兵士を突撃させて日本兵の屍を積み上げるだけの乃木軍。その参謀長の伊地知少将。兵士が何万も死んでいく事情に東京の大本営から、「攻城用の砲門を送る」と打電した答え、「送ルニ及バズ」古今東西の戦史上、これほどおろかな、すくいがたいばかりに頑迷な作戦頭脳が存在しえたであろうか。

「齋藤孝の速読塾」齋藤孝著

齋藤孝の速読塾齋藤孝さんの速読技術です。まあ、とにかく本を好きになるのが基本。いろいろな速読法を知っている私は、少し参考になりました。

優勝！

移籍したクラブ形式のチームで、公式試合が組まれなかったり、雨天で延期（台風とか）だったりでなかなか恵まれませんでしたが、今日、18チームの大会で優勝しました。ただの優勝では無く、この18チームの名前を列挙すれば「県大会？」という所ばかり。最後も際どかったのですが、何とか。ただまあ、ウチの長男の出番はかなり少なかった。予選ではＦＷやＴＯＰ下にもなって、得点したりしたそうだから、まあ、良いかな。何とかこのチームでレギュラーを目指そう！あと１年少しで本当の県大会があるのだから！

医龍２／第２話

医龍２／第２話朝田ら３名のみ、北洋へ異動。チームドラゴンの分離！朝田、ピーンチ！・・・？別に良いんじゃない。元々、戦場で医療設備も無いところでやってたんだし。脳移植はできないけど、第１回でやったバチスタ手術は設備的に問題無しでしょ。後は、スタッフ（助手、麻酔医）だけ。まあ、問題児が４名、新たに出て来たので、使い物になるようにするまでですかね。「バチスタの次」「オレには時間が無い」朝田のセリフが気になります。医龍（14）【予約】 医龍 （15）

「働きマン」第２回

「働きマン」第２回今回は釈由美子がゲストですね。スポーツ専門の番記者。男に人気があるから、仕事ができるのでは無く、その容姿でうまく立ち振る舞っている、と思われていたが・・・。実はすごい努力家だった。そして、仕事上の壁は、「ぶつかっちゃダメです。かわすんですよ」すばらしい。かなり高等なコミュニケーション技術です。私も４０歳代になってようやく身に付けました。３０歳代まではとにかくぶつかって喧嘩して大変でした。独白シーンも少し減って、ようやくスムーズに進行するようになりました。次回は新人・田中がメイン・・・みたい。楽しみですね。働きマン（1）働きマン（2）働きマン（3）働きマン（4）

「齋藤孝の企画塾」齋藤孝著

齋藤孝の企画塾今日は風邪でダウン。寝込んでいたので、これをいっきに読んでしまいました。アイデアに詰まったら、この本を参考にするとスルスルと良い企画が出てきそうです。紹介されている「デザインシート」を活用しましょう！

「坂の上の雲（２）」司馬遼太郎著

坂の上の雲（2）新装版いよいよ日露戦争へと日本が進んでいきます。秋山兄（好古）と弟（真之）は、陸軍と海軍で着々と出世し、独自に認められていきます。一方、病気の子規は、とうとう・・・。あまりに対象的な登場人物たち。しかし今も人々の間で記憶されている名前は、「正岡子規」が一枚上。アマデウスのモーツァルトとサリエリの関係を思い出したが、無論、関係ない。子規の短歌・・・「武蔵野の　こがらし凌ぎ　旅ゆきし　むかしの笠を　部屋にかけたり」起き上がることもできない子規が、健康だった頃の旅で買い求めた笠に想いを込めて詠んだ歌です。また、日露戦争へと進む日本を筆者が「あとがき」で書いている文を引用します。敗戦が国民に理性をあたえ、勝利が国民を狂気にする

「働きマン」初回

「働きマン」初回を観ました。当然、「週刊モーニング」の安野モヨ子作をこよなく愛読している私です。ヒロ役が菅野美穂ってのは、どうかな？と思っていました。少しエラが張っているイグアナの女系ですから、安野モヨ子が描くアゴがすっきりした系では無い。そこんとこは目をつむって、我慢。ドラマ全体には原作に結構忠実かな？この漫画の特有の「独白シーン」がドラマ初回という事で主要登場人物全員やったのはやり過ぎ。漫画の頁とドラマの時間の違いかもしれないけど、やはり「独白シーン」は1回（1話）で１人～２人、しかも最初と最後にして欲しかった。毎回、豪華ゲストが出るようなので楽しみです。

代々木「梅もと」VS「あずみ」

代々木「梅もと」VS「あずみ」立ち食いそば対決！代ゼミ「梅もと」…きのこそば（370円）ＪＲ構内「あずみ」…きのこかき揚げそば（420円）あずみのきのこかき揚げは、どこがきのこか見極め不可能。梅もとのきのこは、ナメコ、シイタケ、エノキとぞろっと入っていておいしかったです。

「ＦＬＵＳＨ」カール・ハイアセン著

「ＦＬＵＳＨ」カール・ハイアセン著表紙がかわいいこの本。新聞の書評で気になっていたのをたまたま見つけて読みました。内容は児童向けでもあり、ゆっくりそしてそんなに血はたくさん出ない？です。物語は、フロリダに住むある一家が中心。フロリダの海を汚していると判断した父は、その根源を処分する計画を立て、そして留置場に入る羽目になる。それを心ならずも助けようと長男と長女が冒険をする。フラッシュとは、原題の「flush」はトイレを流すこと。主人公一家が追い求める夕陽の瞬間に見ることができるという「グリーンフラッシュ」は「FRASH」。この引っ掛けがおもしろいです。子供も安心して読める、自然保護主義の楽しい本です。

地元・市民体育祭・少年サッカーの部

今日は、長男が地元・市民体育祭・少年サッカーの部で、久しぶりのトーナメント方式の大会に出場。ただコーチに風邪を引いているのがばれたのか、一番出番が少なかった。残念。それでも、ＦＷや左ＭＦでドリブルで仕掛けて、カッコ良かったぞ！チームは準々決勝に進んだから、次こそがんばるぞ！

三男の運動会

本日は、年中の三男の運動会。園児数の多いこの幼稚園は、小学校を借りて運動会を実施する。年中からの入園なので、三男は初めての運動会。初めてのかけっこはビリ。でも、お遊戯やバルーンはゲンキに演技しました。一番最後には、親と先生が走るクラス対抗リレー。無謀にも立候補した私。入場するまですごく緊張したけど、コース内に入るとワクワク、そして、勝ちてぇ～。結局、総合３位だったけど、盛り上がりました。私も中学校以来のリレーだったけど、小学校の時のリレーの選手の練習を思い出しました。前後の人に、「バトンは後手で取りますね（渡しますね）」。バトンの受け渡しは完璧だった、はず。

代々木「ポパイ」

代々木「ポパイ」ダイエットの関係でかなりご無沙汰でした。金曜日のランチＮｏ1にカキフライが入ってたら、食べようかなと思って店先に来ると、正にランチＮｏ1にカキフライが！「カキフライ」だけ貼紙で変えてある。という事でひさしぶりにランチＮｏ1（750円）。カキフライ、メンチカツ、ハンバーグにキャベツ、スパゲティ、豚汁です。カキフライが以前に比べて、小振りでジューシー感も少ないですが、十分に堪能できました。いつも思うけど、ここのカキフライをタルタルソースで食べたいな。さて、明日は三男の運動会で父兄リレーだ！

「プロヴァンスの贈りもの」ピーター・メイル著

「プロヴァンスの贈りもの」ピーター・メイル著ピーター・メイルの南仏プロヴァンス生活の本ですね。エッセイである「木陰から」や「12ヶ月」は読んでいて、これを読むと必ずワインが飲みたくなる。そして引退後は南仏に住みたいと思うわけです。この「贈りもの」はフィクションです。実在の人物と思しき登場人物も何人かいて、エッセイと被る部分もある。訳者曰く『同じネタの使いまわしがなくはないけれど』。ですから、シリーズを読んでる人は少々退屈かも。しかし映画を意識したせいか、シリーズにはあまり無いラブロマンスや冒険が盛り込まれていて、それはそれで新鮮かも・・・。ストーリーや登場人物に若干「甘ちゃん」的？な要素が強く、私だったらこの人物はもっと悪い人間にするなあ、とか、ミステリーならまず命が無いよなあ、とか思ってしまう。まあ、著者の人柄が色濃く出ているのかもしれないな。南仏の長閑？な雰囲気を本文からひとつ。『（村の教会の貼紙）注意---本日の集会は予定が変更となりました。集会は昨日開かれました。』

「坂の上の雲」司馬遼太郎著

「坂の上の雲」司馬遼太郎著知人や上司に何度も薦められて読んでいなかったこの本。遂に読み出しました。司馬さんの特徴的な文体、話の展開も慣れれば、気になりません。秋山兄弟と正岡子規。高浜虚子に河東碧梧桐。時折、夏目漱石。有名人には事欠きませんね。来年のＮＨＫの長期ドラマ。どっぷりと明治に浸ります。平安末期～鎌倉時代と戦国時代と激動の時代が好きな私。何故か幕末～明治～大正に食指が動かなかったのですが、私的にかなり熱中し始めてます。

「ラス・マンチャス通信」平山瑞穂著

「ラス・マンチャス通信」平山瑞穂著第１６回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作です。知人である作者の作品をある意味、羨望と畏怖から読むのを避けていました。が、ようやく筆者のデビュー作を読んで、驚きました。これはおもしろいです。鈴木光司氏が絶賛するのもわかる気がします。「カフカ＋マルケス＋？」と書評に紹介されていました。村上春樹やいしいしんじにも似た感じで、もっとシャープですかね。ぜひ一読を！【関連図書】

「ホタルノヒカリ」「山田太郎ものがたり」「スシ王子」

「ホタルノヒカリ」「山田太郎ものがたり」「スシ王子」全て終わってしまいました～～～(T_T)「ホタルノヒカリ」は、やっぱり部長か、って感じ。でも最後の縁側のシーンで泣いた人が多かったみたいですね。綾瀬はるかのハマリ役、ぜひ新しいシュチエーションで再開してほしいですね。外人のルームメイトが増えるとか。「山田太郎ものがたり」は、福引きのシーンで泣きました。拾ったり、人からもらったりと少し努力に疑問はありますが、白玉が落ちるシーンと兄弟の思い出が重なるシーンは涙が出ました。エアギターの最後のキメは、３人ともカッコ良かったですね。「スシ王子」は兄弟対決がもっと血なまぐさくなるかと思ったら、「兄弟愛」で意外な展開。群狼何とか拳で、スシウルフの分身が壁で休んでいるのは大笑い。最後の屋台「カンヌ寿司」で沖縄の師匠が人に乗り移って、「アーソー」ってのには爆笑でした。アノ辺は、堤幸彦氏ですね。「ケイゾク」を彷彿させました。「包帯クラブ」も楽しみですね。

「包帯クラブ」天童荒太・著

「包帯クラブ」天童荒太・著久しぶりに瑞々しい気持ちになりました（？）。若いことは良いいけど、悩みもいっぱいだよね。若いときは「早く歳を取りたい！」と思ったけど、今は「（歳を取るのは）少し止まって！」って、感じです。とにかく、天童氏の登場人物は生き生きとして、読者の前に現れるでしょうね。映画、楽しみですね。

「武士の家計簿（「加賀藩御算用者」の幕末維新）」磯田道史著

「武士の家計簿（「加賀藩御算用者」の幕末維新）」磯田道史著幕末はあまり興味が無かったが、知人から借りたこの本を読みました。江戸時代初期から明治時代までの加賀藩の藩士・猪山氏が残した史料を元に著者が調査した結果が書かれています。非常に細かく収支資料が残っていたため、克明に武士の日常が浮き彫りとなって、大変興味深いものでした。米の支給の実態などもよくわかりました。幕末ももっと勉強しなければいけないな。

「日本人の苗字--30万姓の調査から見えたこと」丹羽基二著

「日本人の苗字--30万姓の調査から見えたこと」丹羽基二著漠然とまたは、散り散りに憶えていた「苗字」の知識が一本に繋がったようないろいろおもしろい内容でした。ただ、私が好きな戦国時代が若干薄い内容かな？と思え、特に秀吉の「羽柴」姓に関しては、特にコメントも無く流してしまうのは何故？利用された先祖？の「丹羽長秀」のため？【豆知識】「羽柴」＝「丹羽長秀」の羽＋「柴田勝家」の柴織田軍団の初期に活躍していた武将２名の苗字を一字ずつもらったという説。

ホタルノヒカリ

ドラマ「ホタルノヒカリ」ヒロインの蛍が恋している手嶋マコト役の加藤和樹君は、仮面ライダーカブトの時の仮面ライダー・ドレイク。その同僚に何か見たことがあるな、と思ってたら、仮面ライダー響鬼の時の仮面ライダー・イブキ役の渋江譲二君が居たんですね。渋江譲二君の役は蛍の同期の女子との恋愛がうまくいったり、いかなかったり・・・。ま、本筋からはどうでも良い役？しかし、個人的にはイブキだった渋江譲二君は好きだな。未だに子供達はイブキの武器のラッパを吹いているし。爽やか過ぎて、個性が薄いのでしょうか？ちなみに、・・・【仮面ライダー出身俳優】・オダギリジョー（仮面ライダー・クウガ）・賀集利樹（仮面ライダー・アギト）・要潤（仮面ライダー・アギトの時の仮面ライダー・Ｇ３）・北条隆博（仮面ライダー・ブレイドの時の仮面ライダー・レンゲル）・細川茂樹（仮面ライダー響鬼）・渋江譲二（仮面ライダー響鬼の時の仮面ライダー・イブキ）・水嶋ヒロ（仮面ライダーカブト）・加藤和樹（仮面ライダーカブトの時の仮面ライダー・ドレイク）・山本裕典（仮面ライダーカブトの時の仮面ライダー・サソード）

ビバホーム・埼玉大○店/店員・客のモラル

ビバホーム・埼玉大○店で妻が買い物をしていると、店内をサッカーボール4号球？でドリブルしているおじいさん？と孫がいたらしい。「え？え？－－－」とびっくりしてたら、今度は狭い通路でＰＫ合戦を始めた。「よし！来い！」と張り切るおじいさん。たまりかねた妻が、その孫？らしき子供に、「お店でサッカーしちゃいけないよね？」と言ったら、「サッカーなんかしてないよ！ボールを転がしてるだけだよ！」とジジイが逆切れ。妻は怖くなって逃げてきたらしい。その間、店員らしき男性もいたが、見て見ぬふり。妻の人生で最悪の出来事だったらしい。ビバホーム・埼玉大○店さん！悪いことは悪いと叱りましょうよ。クレーマーになるかもしれませんが、善悪だけははっきりさせましょう。

毒々しい？

原材料名が黒地に赤字で毒々しく感じます。

ウルトラマン・フェスティバルin池袋

ウルトラマン・フェスティバルin池袋三男とウルフェスに行きました。今回で長男、次男と行ったのも含めて、５回め。今回は「ウルトラセブン生誕４０年」。セブン中心の展示品で埋め尽くされていました。ウルトラホーク１号の実物？の模型は、感動ものでした。ライブショーは年々進化していて勉強させられますが、今年は「ン、ン？」って感じでした。映像と合わせた見せ方は失敗気味。巨大バルーンを使った敵はおもしろいですが、確か一昨年に見た巨大着ぐるみの方が驚きました。セブンとマックスがアイスラッガーを持って、剣術勝負するのはまだ許せますが、ウルトラマンがレスリングするところは食傷気味でした。子供的には、ウルトラマンナイスの笑いを取るところと自分を犠牲にするところが感動しました。「また来年も来たい！」と三男。私としてはリアルで見た「帰ってきたウルトラマン」、通称「ジャック」の４０年まで行きたいとこです。夜に三男に今日の感想を聞いたら、「うどんがおいしかった！」ガクっ！

池袋「むってぽう」

池袋「むってぽう」飲み会の後、会席料理で小腹が空いていたので、池袋の西口をフラフラしていたら、確か昔、沖縄料理店があったところにラーメン屋。覗いてみると、おいしそうなので、入り口で幅を取っているサラリーマンをかき分け、醤油ラーメン（700円）。魚の良い香り、スープがとてもおいしいです。麺はスパゲティみたいな棒麺？。堅めでそれはそれでおいしい。油揚げも入って、少し濃い目の味。私的には濃い目でうまかった。スープを最後まですくって飲んでしまいました。また、行きたいですね。

レッズ、首位！達也、２発！達也、代表復帰！

やりましたね。快勝ですね。甲府のようにドンドン、国立でやってほしいです。レッズファンがスタジアムを埋めますから、入場料収入が半端じゃありません。達也の日本代表復帰にファンは心配な気持ちが一杯ですが、私としてはまずは復帰に静かに涙しております。本当に良かったです。取りあえずはFW佐藤のような、後半最後の方で、疲れ切った相手ＤＦを振り回すドリブラーの役割で使ってほしい。先発や長時間では、達也の足が心配で見ちゃおられません！でも、（怪我しない程度に）がんばれ、達也！

つるつる

六本木/博多一風堂

六本木/博多一風堂ふらわ☆さんのブログを読んで、一風堂で食べたくなった。ちょうど、国立新美術館に行く用事があったので、昼を少しずらして食べてきました。まだランチタイムだったので、今日は、「白丸ランチ（750円）」！さっぱり豚骨の白丸に、一口餃子５個、そしてライス。麺は堅めにしてアッというまに食べてしまいました。店主？が店員の段取りの悪さを怒るくらい出てくるのが遅かった。餃子もやっと出て来たので、替え玉（150円）を頼みつつ、ライスと一緒に食べました。本当おいしいです。替え玉はスグ出てきたので、さらっと食べてご馳走様です。しめて、900円でした。

「名もなき毒」宮部みゆき著

「名もなき毒」宮部みゆき著今多コンツェルングループの会長の愛人の娘と結婚した主人公・杉村。今多グループのグループ広報室で社内報を作っている。その広報室や自宅を中心に物語が進む。が、巷で騒がれている「連続無差別毒殺事件」にいつしか巻き込まれ、自分の部下の人事に関する問題も複雑に絡んでいく。普通のミステリーなら、複雑な事件が一本の糸のようにスーと解けていく流れだが、この作品は進めば進むほど、複雑に絡んだ糸がまた出てくるといった感じです。犯人の意外性は、・・・？私はその人物の登場時点で気がつきましたが・・・。読みやすい宮部ですから、ぜひ一読を。

代々木/神戸帝神・焼肉・いく田

神戸帝神焼肉「いく田」 本日のランチは、たまたま目に付いたこのお店。ランチメニューは、親子丼（500円）、豚の生姜焼き定食（500円）、神戸ビーフ・２色そぼろ丼（880円）、神戸ビーフ・キーマカレー（980円）、神戸ビーフ・カルビ丼（1,280円）、どん丼ランチセット（1,280円）です。私は豚の生姜焼き定食。うーん、普通の生姜焼きでした。おしんこは、おいしかったかな。やはり「神戸ビーフ」を食べないといけないのかな？店は明暗がはっきりしたアベックには良い雰囲気。個室もあるので、接待にも良さそうかな？ガラス製？の瓦？のようなものに有名人のサインがあった。

JR東日本・ポケモンスタンプラリー

JR東日本・ポケモンスタンプラリーは、毎年気になっていましたが、子供たちとの約束もあり、本日決行しました。都区内フリーパス（大人730円、子供360円）を大人2名、子供2名（＋幼児1名は無料）分購入。まずは、６つのスタンプを集めるため、直近の駅から責めていきました。新大久保から大久保は面倒なので徒歩でスタンプ。そのまま中央線沿いを責め、６つになったところでゴール駅の新宿に。新宿でゴール記念のスタンプ帳とピカチューサンバイザー、ピカチュウ・パスケースをもらう。これでゴールでは無い！取りあえず、代々木のサイゼリアで昼食。さて、今度はスタンプ帳にスタンプだ！代々木から中央線沿いにまた捺して行き、秋葉原で「シークレット・ポケモン」をゲット！京浜東北線で北上して都区内パスの北限の赤羽へ。そこから斜めに南下して池袋。山手を再び責めて、戻ってきました。いやあ、疲れた、暑かった～～～～。たぶん孫に付き合ったおばあちゃんらしき人もいましたが、ポケモンラリーは「電車で移動して、駅でスタンプするので楽！」というのは無いので注意！1・駅のホームは冷房が無いので暑い！2・エスカレーターの駅が少ないので、階段の昇降がとにかくきつい！3・汗をかいて電車に乗ると冷えて寒い！三男（4歳）は全身にあせもができてしまいました！

「温泉めぐり」田山花袋著

「温泉めぐり」田山花袋著自然主義小説家の田山花袋の作品です。復刻版で情報は古いので、その時代を偲ぶ読み方が必要です。好悪がはっきりしていて、伊豆や箱根など開けている温泉地は評価が高い。また景色が良く、温泉の湯の量も豊富な所の評価もまずまず良い。景色悪く、料理も乏しく、人も垢抜けていないところは厳しいですね。本を読んでみると、箱根などは今も繁盛していますが、昔は田舎だったところも今は大変な賑わいになっているところもあり、なかなか面白い一冊です。子供の頃、お盆の時しか親は休めず、長い渋滞の末、たどりついた親の実家の下の温泉が私の思い出にいつも残っています。飯山町の先きにある野沢の温泉も頗る詩趣に富んでいる。渓流なども頗る美しい。千曲川が一ところ小ナイアガラを成して、そのため舟が上流下流通じて上下することが出来ないところがあるということである。