テーマ:癌(3550)
カテゴリ:健康
『乳がんと牛乳』を図書館で借りてから、乳製品をほとんどやめていたのですが、 『葬られた「第二のマクガバン報告」』を読んでからは、お肉も買うのやめました。 それまでは、たまにならいいかな~と、時々は買っていましたが、 もうきっぱりと、買う気にはなれません。 それぐらい説得力のある本です。 今まで、教授や博士や医師の書いた健康本も読んできましたが、 出所が?だったり、論拠の乏しい、その辺の健康本とは違います。 『乳がんと牛乳』に出てきたチ大規模疫学調査のチャイナプロジェクトのコーネル大学のコリンキャンベルという、有名な栄養学博士の著書です。 病気になりたくない方、長生きしたい方、ガンや心臓病、糖尿病を患っている方、子育て中のお母さん、 特に、栄養士、保健士、医療関係者の方に読んでもらいたいです。 日本の栄養学は遅れていると思います。 または、メディアのスポンサーである食品業界、酪農業界の手前、言えないだけか。 酪農業界に関して言えば、ピンクリボン運動に補助金出してるという、まさにマッチポンプ 動物性たんぱく質が、ガン細胞促進に影響を与えるという実験やデータ、がん細胞が増えるメカニズムなど、わかりやすいです。 ガンの遺伝的要素はほんの数%です。 あとは、食生活+環境+老化ではないでしょうか? その中で、食生活について考える際に役立つと思います。 他のレビューであるように、確かに年齢別データもあればなお良かったと思いますが、 100対0の結果では、異論の余地はなく、あったとしても結果は目に見えているのではないかと思います。 実験の結果を一部、抜粋。 低タンパク質の食事は、強力な発ガン物質(アフラトキシン、ピーナッツのカビ)のガン誘発効果を抑えることができる。 ガンの促進要因はカゼイン(牛乳たんぱく)だった。 植物性たんぱく質では、たとえ高レベルの量を摂取したとしても、ガンを促進するようなことはなかった。 アフラトキシンを投与されたあと、通常レベルの20%の動物たんぱく質食を与えられたネズミは、すべて肝腫瘍で死んだか、あるいは実験終了の100週後の時点で、肝臓ガンのため死にかけていた。 5%のタンパク食で育てられたネズミは、すべて100週後の時点でも、毛並みには光沢があり、活発に動き回り元気に生きていた。 スコアとしては100対0となり、こうした研究では決して見られない現象だった。 アマゾンレビューより抜粋。 1965年、フィリピンの栄養失調の子供を救う全国プロジェクトを援助する仕事を始め、「最も高タンパクの食事をしている子供たちが、肝臓ガンになるリスクが最も高い」という事実を発見した。 著者は、タンパク質はガンの発生を増すというインドの基礎研究に注目した。 常識に反する結果を受け入れ、研究者としての危険を冒すべきか否かの選択を迫られた。 1970-80年に中国人を対象に行った人類史上最大規模の疫学調査を基に、「動物性たんぱく質(肉、魚、卵、乳製品)の摂取がガン、心臓病、その他の現代病の原因になっていることは確実である」ということを、数百のデータで論証した本です。 この調査を基に、適切な植物、穀物中心の食事に変えることはこれらの病気の予防になるばかりか、既に病気を発症してしまった人の治療にも効果がある、という筆者の研究結果も明らかにしています。 また、この事実が権威ある栄養学者の間では既に常識であるにもかかわらず、メディアでほとんど報じられないのは業界団体の圧力によるものである、という実例も書いてあります。 だいたい世の中の健康本の大半は私にはうさんくさく見えるのですが、それはその説の出所が不明(というかその本の筆者だけ)だからです。 しかし本書の論拠となる研究論文の出所は全て巻末に掲載してあり、著者自身も栄養学の世界的権威です。 どう批判的に読んでも異論の余地はありません。 その他のアマゾンレビューはこちら。 乳がん、前立腺がん、子宮頸がん、卵巣がんなどホルモン系のがんは、以前の日記をどうぞ。 http://plaza.rakuten.co.jp/yoshipy/diary/201003260000/ 生理痛がひどい方や、量が多くて悩んでる方は『乳がんと牛乳』はオススメです。 ママ友さんで、読んで乳製品やめたら、 「今までの人生の中でびっくりするぐらい、生理の量が少なくなり、生理痛がなくなりました、もしかしたら命拾いしたかも!!」と。 私自身、二人目出産後、久しぶりの生理で、超~軽かったです! これなら、私も布ナプキンでいけそうな感じです! 他にも、乳製品やめて生理が軽くなった話はたくさん聞きます。 どうしても読書が苦手な方には、以下の三本のドキュメンタリー映画をご覧ください。 『いのちの食べ方』 野菜や果物がスーパーに並ぶまでの過程や、動物の処理現場が淡々と流れます。 動物愛護的な観点で、肉はやめようかなという気にさせられると思います。 近所の農業科がある高校があり、時々、生徒たちが鶏卵をリヤカー押して売り歩いているのですが、 先日、貴重な初卵を買った時に、いろいろ聞いてみたところ、 「ほぼ全員が、鶏をさばける」「命の大切さがわかる」と話していて感心しました。 なにも、牛や豚を自分でさばけ!とまでは言いませんが、 お肉が好きで、これからも食べるのなら、せめて一度は見ておくべきでしょう。 『キング・コーン』 加工用のまずいとうもろしを、素人の二人が畑を買って作って、加糖液糖を理科の実験のごとく化学薬品を使って作り上げます。 今では、お菓子やジュース、惣菜など、ありとあらゆる加工食品に使われていますが、 大量の農薬をヘリでまくシーンなどを見ると、とても人間の口に入れるべきものじゃないなぁと思ってしまいます。 お菓子やジュース、加工食品が好きでやめられない方は、一度見てみることをオススメします。 『スーパー サイズ ミー』 マクドナルドを、朝昼晩と一ヶ月間食べ続けたらどうなるかという体を張った作品です。 もちろん、ドクターストップがかかり、病気寸前になってました。 途中で、お菓子やファーストフードのCMが及ぼす影響や、アメリカの子供たちの給食事情、 チーズにはモルヒネと同じ成分が入っている等、興味深い話もあります。 市販のお菓子や、ファーストフードが好きな方、子育て中の方は必見です。 また、菜食のススメというサイトの「ハンバーガーが怖い」というページもオススメです。 最後のほうに、狂牛病についても出てきますが、 日本人の危機感のなさは、メディアがスポンサーの手前、事実を伝えないことにあるのだと思います。 誰でもネットができる時代、まずは、事実を知ることから、 そのあとは、自分で判断して、自分や家族の安全は、自分で守るしかない時代なのだと思います。 他にも、ベジタリアンの俳優、ミュージシャン、科学者、スポーツ選手のリストがありますが、アベベやカールルイスなどのメダリストがいるのに驚きです。 http://lotus1994.cocolog-nifty.com/blog/cat12975133/index.html 市川海老蔵も。 http://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/ce83c36e3cad368e3ae61c27f1bcc6c9 キャメロンディアス、ブラピ、アブリルラビーン、パリスヒルトンなどのコメントが載っていたり、横に動物の処理現場なんかが気軽に見れます。(あんまり見たくないけど) 菜食のススメ 「ハンバーガーが怖い」や「ガンと肉食」等読み応えあります。 菜食のススメ携帯版 粗食のすすめでお馴染みの幕内氏のサイト 学校給食と子どもの健康を考える会 完全米飯の自冶体のリストあり。 全国に支部があります。 ★幕内さんの著書★ ポテチを異常に食べる人たち~ソフトドラッグ化する食品の真実~ なぜ、子どもはピーマンが嫌いなのか?― 子どもが野菜嫌いで何が悪い! 夜中にチョコレートを食べる女性たち じょうぶな子どもをつくる基本食(子育て中のママさん必見!) などなど お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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