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カテゴリ:毎日の記録
歌舞伎好き
幕末好き にはもってこいの講座だと申し込んでみた。 2時間弱の講演なのでホンのさわりだけ。 「絵と文字で楽しむ歌舞伎入門」 それでも充分おもしろかった いままでなんとなく見てた歌舞伎だけど、こうして知識が増えていくのは楽しいねぇ。 出てくる名前がみんな○代前の現在ご活躍中のお名前ばかり そのなかでも注目は 市川小団次 河竹黙阿弥 瀬川如皐 知らなかったのよね 当然のことなんだけど出雲の阿国から現在まで続いている歌舞伎の歴史は、理由があって現在のカタチになり、ここでまた進化を続けているんだよ。 オモダカヤのスーパー歌舞伎も新しいものではなくちゃぁんと昔からあったもの。 ただそれが小道具の変化で新しく見えるだけだ。 先にあげた三人はいわゆる「幕末の歌舞伎」を彩る人たちで、ちゃあんと世情を反映している。 世の中の動き、歌舞伎の歴史、庶民の暮らし。 そんなものを重ねてみるといままでそれぞれの分野に分かれていたものがおなじフィールドに載ったようで、本当におもしろい 「○○事」と言われる基本のプロットは元禄時代にはもう出来上がっていて、その中の 怨霊事→幽霊→宙乗り 打擲事→責め場 と言う風に変化してさらにそれが「対」になった… 当時の人びとは遠足気分で打ち首や獄門を刑場に見に行ったらしいし、こういう演目が大ヒットした。なんて聞くと、じゃあいわゆる幕末のテロの嵐が吹き荒れた京都も私たちが恐れる感覚とはまるでちがうんじゃないかと思えてくる。 幕末からチョット離れるけど、やっぱり外せない「忠臣蔵」だって、事件のあった翌月にはそれらしい演目がもう上演されたそうだ。 「曽根物語」に引っ掛けて「そろいの服」「はしご」「敵役が老人」そんなヒントで従来の仇討ちモノに引っ掛けて忠臣蔵をやっている。 いやいや、逞しいと言うか、新聞と週刊誌とワイドショーの役目を果たしているようですな。 この「別のものの形を借りて本当に言いたいことは別にある」っていうの、本当に面白いと思うし、それを見つけられた時のヨロコビはちょっと言葉が見つからないくらいよね。 「ちょっと話を聞いてみよう」と思っただけなんだけど、はまりそう。 「傾城阿佐間曽我」 「市川小団次」 「中村仲蔵の日記」 「沢村田之助」 このあたり調べるにはどこから手を付けたらいいかな ついでに今すんごい気になっている山東京伝の「善知鳥安方忠義伝」 コレもなんとか知りたいなぁ 夕刻からは会津チームと「勉強会」 この方たちといると本当にオモシロイし勉強になるんだよね。 知らない世界がどんどん広がっていく そして今回新たにおもしろそうなの見つけちゃった 「長野諏訪大社」 神話の世界、神道の世界。 結構ここは難しいというか、入り口に悩むというか… でもあの諏訪大社がねぇ。 気になっていた「御柱祭り」 今年は七年に一度の大祭なのだが、行かれなかったので縁がないのかと思っていたけど、こんなところで繋がったとはね 大社が私を呼んでいるならばなんとしても行かなくてはね 思うことはイロイロあるけれど、ひとつひとつ縁を大切にして流れにまかせてみようかなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月27日 23時08分40秒
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