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テーマ:ささやかな幸せ(6737)
カテゴリ:ひみつ
初段、合格しました~
先月から散々ぐずぐず言っていた、昇段試験。 いよいよ本番でした。 私が受けるのは「査定」 つまり、センセイ方が見て「コイツに段はまだ早い」と思ったら級をもらうのだ。 そして次回、改めて「初段」を受ける。と言うヤツ。 センセイ方が見てコイツは「初段で良いよ」と思ってくれたらしいです。 う、うれしィ~ めったに無い機会だし、今後(あるのか)の参考のためにちょっと詳しく書いてみます~ 開会式は9時。 それまでに入り口に自分の番号と学科試験の時間が張り出されるので、それを確認します。 開会式では審査の注意点(行射の間合い)や、進行の説明があります。 そして「矢渡し」 さすがにスゴイ 何がすごいって初心者のワタシが見ても、厳粛で無駄が無く、自然体なのにしっかりしてるってことがわかるところがスゴイ この時の介添えにTセンセイが… 格好良いですぅ 行射は第一、第二射場に別れ私たち「査定」組は第一射場。 5名の先生の中にTセンセイを見つけ、ちょっと安心。 5人立ちで第三控えまであるので32番の私もそのまま待機。 ドキドキしながら時間が過ぎ、いよいよ控えに入りました。 待ち時間が短かったせいか、他の人の射を見られなかったせいか、なんとなく実感が沸かないまま控えに入りました。 でも「オチ」だったんですよぅ 「オチ」は「大前」の次にやりたくなかった立ち位置。 ダイジョウブかナァ…。 さて。 大前を先頭にいよいよ「その時」がやってきましたよ。 体配はあまり練習が出来ず、ちょっと心配ですがココまで来たらもう間違えようがなんだろうが押し通すだけでしょう。 教わったことを思い出し、呼吸を合わせ、視線は4メートル先に。 「キョロキョロしたり、間違えてコソコソ直す位なら合わなくてもどうどうとやりなさい。」 そんなことを思い出しつつ、矢番えまで終了。 実はこの日、お守りをポケットに入れてきました。 モチロン「土津神社」の、です。 だって明治神宮だもの。 神棚には「睦仁」と署名の入った書が掛けられてるし、アタリマエだが全部が明治天皇尽くし。 「祐宮」サンはワタシにあまり力を貸してくれない様な気がして… 「オチ」は一番最後なので待ち時間が結構あります。 しかもこの日は「弦音取懸け」だったので、充分過ぎる程時間がありました。 待ってる間、Tセンセイをチラ見したり土津の神様にお願いしたりしてたらなんかあんまり緊張しなかったのです 後から考えると充分緊張してたんだろうケド、その時はなんとなく無心に近い気持ちで射てたみたい。 なんと当たったのですぅ~ 自分でビックリです。 しかも真っ直ぐに飛んで気持ちのいいくらい ところが、それで返って緊張してしまい(もう一本当たったらどうしようとか欲が出ちゃった)矢番えで手が震えてるのに気付きました。 ヤバイ。 かな~り、ヤバイ すごい勢いでなんとか落ち着こうと策を巡らせ、思いついたのが「歌うこと」(え。) 今までも仕事や人間関係でシンドイ時、泣きそうな時、頭が沸騰した時は歌って過ごしてきたので、今回もその手です。 こんな状態の時、オチはありがたかった。 時間は充分ありましたから。 さびを気持ち良~く歌い終る頃、漸く落ち着いて手の震えが止まりました。 後はもう何も考えず、土津の神様にお願いして射ちました。 こちらは残念ながら当たりませんでしたが、ちゃんと真っ直ぐにキレイに飛んだのでそれが本当にうれしかったデス 射終わり、さて退場となったとき異常に気付きました。 次の射者がイナイ… 本当ならワタシが一射終わった時に次の射者が入って控えてる筈なのに…。 一瞬パニクったワタシは五歩で向きを変えるのに三歩で向きを変え真っ直ぐに退場するべきところを何を思ったのか次の射者がいるような退場をしようとしてしまいました。 今思ってもヒヤアセモノですが、その時Tセンセイが「あっちだよ」と合図をしてくださり、無事退場しましたとさ いつもお世話になっているH先生が退場口で待っててくださいました~ 「1本入ったね」と笑顔で声をかけてくださったのでホッとしましたが、退場の間違えもしっかり指摘されヒヤアセが流れました。 H先生は審査会の役員なのでお忙しく、見てもらえないと思っていたのですごくうれしかったし、ありがたかったです。 ありがとうございます 今回我がチームから受審した人、みんな見に来てくれたようで、本当に優しい方ですぅ 後で聞いたらここで休憩がはいったそうな。だからダレモいなかったのネ… いやいや、びっくりしたわぁ。 さて。 行射が終わっても油断はできません。 筆記試験デス。 勉強はほとんどしてません(ヲイ) 控え室はクーラーが効いていて快適です そこで必死に一夜漬けならぬ、一刻付け。 でもさ。 所詮、普段教わってることを文字にするだけだもんね な~んて。 今回筆記は一問。 「八節を列記し、足踏み・胴作りの留意点を述べよ」 時間は30分。 普段教わっていること、教本に書いてあることをがんばって書きましたサ。 今回の審査は 査定・初段・二段・三段・四段まで。 それぞれ、行射と筆記があり、休憩を取りつつ粛々と進行しました。 査定は結果発表も早く、今回は2時半。 それまで我がチームの応援デス。 応援と言っても声を出したり出来ないのでお守りを握り締め、見守るだけです。 この猛暑でみなさん、とてもシンドそう。 いや、私もしんどかったですよ 本当に暑いんだもん。 夏の査定は受けるもんじゃないとこの夏、5回位思いましたよ。 で、待ちに待ったドキドキの結果は最初の一文です。 本当にうれしいというか、ホッとしました。 先生方にアレだけ叱咤激励され、初段が取れなかったとあっては顔向けできません。 初段がダメなら級を頂くので、「落ちる」と言うことは無いのですが、やっぱり「段」が取れるか取れないかと言うのはカナリ大きいデス。 緊張はあの時だけだったナァなんて思っていましたが、合格を見たら、急にはしゃぎたくなって、誰彼構わずメールしたくなった(モチロンそんな大迷惑なことしませんでしたケド)のでやっぱりそれだけ緊張してたみたい。 この日は気付いたら10時前に爆睡してました。 あんなに暑かったのに夜中一度も眼が覚めず、久々の熟睡…と言うか、爆睡 翌日も仕事だったので早起きしたけど、あんなに早く寝たのに眠いのなんのって。 立ちながら半分寝てましたね。 誰かと祝杯をあげたいキブンです。 本当に良かった。 最後になってしまいましたが、励まし、応援してくださいました皆さん。 本当にありがとうございました 皆様に背中を押して頂けたので無事初段をGET出来ました。 ここからが始まりでこれからが大変だとわかっていますが、ようやくスタートラインに立ちました。 叱咤激励、うれしかったし心の支えにしてがんばれました。 本当にありがとうございました。 今夜は祝杯をあげてやってください。 ( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ! そうそう。後で賞状と言うかなんかそんなものが頂けるそうです。 そんなのオトナになってから(コドモのときももらったコトないかも)初めてですヨ。 なんとなく、楽しみです。 長い長い一日。 非現実の中に居た様な一日でした。 今思い返してもなんだかウソの様です。 ここで気を緩めずに日々精進します。 そして何事にも動じない、ツヨイココロを手に入れるのだ ってコトで、明日もオケイコ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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