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カテゴリ:見たい!行きたい!跡地めぐり
「坂の上の雲」がお気に入り。
横須賀の「三笠」もよかったね。 だからと言うわけでもないんだけど、青山霊園へ久しぶりに行きました。 ~廣瀬武雄~ 海軍中佐従四位 念願の廣瀬少佐(当時)ですよ。 福井丸を指揮して第一次、第二次閉塞作戦に参加。 第二次閉塞作戦の3月27日、脱出したものの砲撃を受けて吹っ飛び、戦死。 閉塞作戦のシッパイを国民の目からそらす為、軍神に祀り上げられたとも言われています。 軍神ではないだろうと正直思いますが、戦争ってのはそういうことも平然とやるんですな。 私としては「坂の上の雲」がベースなので(笑)アリアズナとの恋とか、露軍人との交流だとか、そっちの方に胸を打たれます。 お兄さんの海軍少将勝比古さんと並んでいます。 ~湯浅竹次郎~ この方は小説には出てきませんが、廣瀬中佐と同じく閉塞作戦でその命を落とした方です。 会津藩士湯浅牧五郎次男。明治四年十月芝赤羽生まれ。 13歳の時、柔道家嘉納治五郎の知遇を得て明治二十一年兵学校入学。二十四年卒。 明治37年5月3日、旅順口第三回閉塞作戦に相模丸指揮官として参加。 2回の失敗を受けての3回目だったが、天候不順のため中止となるはずだった。 連絡の不手際により見切り発進のようなカタチで出動。 案の定、作戦は失敗し竹次郎も生死不明となっていたが、旅順開城のあとの翌38年11月旅順口白玉山山麓の旧露国墓地に埋葬されているのを発見された。 当時の隊員の扮装は湯浅少佐ほか23名、銘々に日本刀を背負い、白布に辞世を認めて鉢巻とし、上に海軍帽をかぶって乗船したと言う。 廣瀬中佐も確か柔道家だったので面識はあったんだろうな。 墓所は訪れるヒトも手入れするヒトもいないのか、色づいた落ち葉に埋もれるように静かにありました。 ~佐川直諒~ 佐川官兵衛息子 全然知らなかったんだけど、この方も日露戦争で戦死。 藤田五郎こと斎藤一の嫁、高木時尾の甥にあたる。 直諒の妻が時尾の弟、高木盛之輔の二女の泰子。 うわぁ 時尾サンは直諒戦死に追悼の句を読んでいるそうだ。 嘆きても嘆きはてなき嘆きかな 御国にかへしいのちなれとも 明治38年8月遼陽の会戦にて盂家房で戦死したらしい。 この会戦には秋山好古も参加している。 今回は他に 会津藩士大竹多氣 〃 楡井次郎 赤い靴の佐野きみ など、廻りました。 ただお天気がイマイチで雨が酷かったのでデジがイマイチ。 雨でも負けずに谷中へ移動。 ここにはふりかえる亀がいるという。 ~亀趺~ おぉ本当に振り向いているぅ なんで振り向いたんだろうねぇ。 この亀趺の持ち主は「埼玉県令白根多助」さん。 明治15年3月15日没。 萩藩士。 文久3年3月中山忠光の京都脱出を援助し、また勤王の志士達が活躍するための資金調達に努力した人物。 へぇぇ~。 勤皇志士ってヤツ? 萩藩士ってコトはそのつながりで亀趺なんだろうか? そしてなんで振り向いてるンだろう??? さらに 大雄寺 ~高橋泥舟~ ~小杉雅之進~ 寿嶺院殿量遠日議居士 維新後雅三と改名。 天保14年10月1日(1843)-明治42年(1909)8月21日。 幕臣・逓信官僚。正六位勲六等。諱は直道。号は竹?。 「小杉雅之進が書いた箱館戦争」は有名よね。 安政4年(1857)、長崎海軍伝習所三期生に選ばれ、機関学を学ぶ。 その後、軍艦操練所教授方手伝となり、万延元年(1860)咸臨丸の太平洋横断時には蒸気方の見習士官を務めた。 慶応3年(1867)軍艦蒸気役一等となり、開陽丸機関長を務めた。 戊辰戦争では榎本武揚に従い、箱館政権では江差奉行並となった。 この方は初代となって小杉家が代々続いているのですなぁ。 そして姉が松平家に嫁いでいるらしいです。 ブレイクタイムは「愛玉子」で 「オーギョーチー」と読みます。 寒天のような食感で、砂糖水のような甘いレモンシロップで食べます。 台湾のデザートのようですが、現地では主食として供されているとか。 むむ。フシギな食べ物でした。 一乗寺で ~海老名季達~ 会津藩士 仏心寺で ~林惟純(三郎)~ 会津藩士 午前中はすごい雨で寒かったけど、午後には雨もやみ青空が出てました。 上野でご飯を食べアメ横をひやかしました。 ゆっくりアメ横を歩いたのは何年ぶりだろう? 天気のせいかそんなに混んでなかったのでゆっくり冷やかせました。 こういうお店を覗いて歩くのはなんて楽しいんだろう! 見てるだけで楽しくなりますな。 その後、餃子を食べ、お茶を飲み面白マスターの居るお店でシメ。 一日中いろんな楽しみ方をさせていただいたイチニチでした。 あっちもこっちもしんどいけれど、こういう日がぽつんとあると癒されるわぁ。 それにしてもこの勉強不足はどうだろう? そろそろ亀趺ぐらいまじめに取り組まねばねぇ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月04日 21時44分12秒
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