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カテゴリ:毎日の記録
2月に挑戦してダメだった昇段試験。
ふたたびの挑戦。 今回の会場は昭島。 おお、なつかしの…でもあんまり覚えてないんだよね。 先週、ここでオケイコをして、会場の様子は大体わかってた。 神宮と違って狭いので、今回は参段、四段のみの試験です。 我ら四段試験はまず、学科から。 お題は 「五重十文字が射品、射格に及ぼす影響について述べよ」 …。 ……は? シャヒン?シャカク? 自分に無いものについて何を書けばいいんだ? …。 あ。日々目指している目標を書けばよいのか! それなら書けそうです。 前回といい、今回といい、明らかにいままでの出題傾向とは変わってきてますな。 あとは 「三重十文字が射に与える影響」と「五胴」だったかな? どれもこれも基本体の大切さってコトかしらね。 なんとか筆記をこなし、お昼休憩を挟んで実技。 13:30頃から開始です。 しかし、何度も受けてるとドンドン待ち時間が長くなる。 この「待ち」の時間をどう使うかも難しいところ。 一緒に受ける同じ道場の仲間の射を見に行くんだけど、自分の集中も切れないようにしたいし、 弓矢をほったらかしもしたくないし…。 こういうのも昇段試験ならではの難しさだと思ってしまう。 ま、そんなにすんなり合格するとは思えないし、昨日の例会も3本しか当たらず。 矢所も定まらない。 今回は無理だろうなぁとは思っていたが、射の内容がヒド過ぎた。 息合いで所作をこなし、射に入るところまでは良かった。 肝心の伸びあい、詰めあいで実は迷った。 それがそのまま矢に乗って飛んでったって感じですな。 ヤレヤレ、射は正直です。 いつもはココで立て直して二本目は納得できる程度の射は出来るんだけど、 今回はさらに迷った。 ヤバイ。 せっかく前日練習で「大丈夫、自信を持ってのびのびやりなサイ」と仰って下さった先生の 目の前で、とんだ醜態を晒した。 それでも落ち込むワタシに先生がなんとか言ってやらんと!と思ってくださって 「襷は良かったよ。練習した甲斐があったね」との優しいお言葉。 ソウデス。 H先生のお稽古日にはせっせと着物を持ち込み、みんなが来る前の僅かな時間に襷の練習を 見てもらっていたのです。 ソレナノニ。 あ~あ。 さらに。 落ちても落ちても次の次の段を目指したオケイコをする気持ちで、挑戦すれば 何度落ちても無駄にはならない。と。 う~む。深い。 目先の昇段というニンジンに惑わされず、その奥にある道を目指せということですな。 先生。 ワタクシ、がんばります。 これからも一生懸命精進します。 だからだから。 今夜だけ泣かせてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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