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カテゴリ:幕末・あらかると☆
以前から行きたかったんだよねぇ。
根津美術館。 お庭の美しさも有名なのです。 広い広い庭園はのんびりお散歩していると、本当に都会のど真ん中ということをすっかり忘れてしまいます。 この時期はいつも「杜若」が公開になる。 良すぎるお天気で夏のにおいがする。 青葉が伸びをする音が聞こえるような気がする。 いのちの匂いが駆け上っているようです。 この力強い季節が大好きです。 へたれでチキンな私もなんか力が湧いてくるようで、いのちの強さに憧れます。 光琳の画は好きです。 派手なんだけど……落ち着いた派手さというか… う~んと、計算されてる感じがとても洗練されているようで観ていてあきません。 大胆で繊細なあの感じがとても好きです。 今回は光琳の作品は少なかったので、するすると展示を見られました。 大会場で堪能するのも良いけれど、こじんまりと好きなものを数点観るってのもなかなかしあわせです。 同時に展示されている仏様やお地蔵様。 はいはい。お約束のように佇んでいたらやっぱり泣けてきちゃうのよね。 俗世間の何も見ていない瞳。 ヒトの心の奥深くをそのまなざしでゆったりと眺めているその瞳。 否定も肯定も励ましもお叱りも何もなく。 ただ、受け入れてくれる。 それだけ。 それがどうしてこんなに心に響くのだろう? ああ、もぉ。 いろいろ忘れていたよね。 本当に自分のことに精いっぱいで、それを後悔はしないけど。 気持ちが納まっていく。 ありがとうございます。 自然とそんな風に思えました。 それにしても。 お昼を過ぎたらずんずん混んできました。 しかもヨーロピアン系アメリカン系の外国の方が多い。 あんまりわんさか訪れるので押し出されるようにして出てきてしまった。 さて。お次は…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月13日 19時05分09秒
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